【京都市中京区】第27回京都国際学生映画祭に欧米やアジア、日本から511作品の応募!2月6日~9日に開催されます

1997年以来、27回を数える伝統的な京都国際学生映画祭が2025年2月6日(木)~9日(日)に中京区の京都文化博物館で開催されます。1月25日に実行委員会が行われていた下京区のキャンパスプラザ京都を訪れました。

京都国際学生映画祭

京都国際学生映画祭実行委員会提供

京都国際学生映画祭は、日本最大規模の国際学生映画祭として大学コンソーシアム京都が主催し、京都を中心とする関西圏の大学生が実行委員として企画・運営を担っています。会議室では、まさにゼット世代の若い人たちがそれぞれのノートPCを前に真剣に討論を行っていました。

京都国際学生映画祭

実行委員長の京都大学4回生の永田柾樹さんに伺うと、「関西圏の大学や海外の大学に所属の学生たち40人の実行委員が集まって、現役の学生たちが実行委員ですから、全員、この映画祭が始まった時にはまだ生まれていない世代に受け継がれています。学生が創った自主映画を世界各地より集め、学生が審査をし、上映作品を選出し、同時代を生きる学生の視線から、未来の映画を担う人材・才能の発掘を目標としていますよ」とのことでした。

京都国際学生映画祭

回を重ねるごとにどんどんグローバル化し、今年は日本のみならず、アメリカやフランスなど欧米や韓国、中国などアジア圏から、各大学の映像学部や卒業制作など学生たちの力作となる511作品の応募が寄せられました。当日は、実行委員会で厳選した16作品が上映されることとなりました。また、ホラーや活弁など、ユニークなテーマでの特別企画も準備されています。今泉力哉監督、立川護監督、荒木啓子ぴあフィルムフェスティバルディレクターを最終審査員に迎え各賞が授賞されます。

京都国際学生映画祭

京都国際学生映画祭実行委員会提供

作品は、過去に入選して第一線で活躍している監督や映画関係者を多く生み出している映画祭らしいハイクオリティーな力作揃いだそうです。大学2回生の島袋梨央副実行委員長は、中学生の頃から映画本編よりもメイキング映像をみるのが好きだったのだとか。一度は諦めた映画へのかかわりを大学生になってから実現しているといいます。澤之井優矢副実行委員長は、水泳に打ち込んでいた高校生活から一変、大学生になって何か打ち込めるものを探していた時に、映画にはまってしまい映画祭に出会ったのだそう。

京都国際学生映画祭

島袋梨央副実行委員長と澤之井優矢副実行委員長

永田委員長は、「実は、大学に入るまでは、あまり映画を見たことがなかったんですけど、今では、映画を自分で作ってみたいと思うようになっています」と語って下さいました。次代を担う若者世代が作り出す見ごたえのある映画祭を見に立ち寄ってみてください!

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