【京都市下京区】天草生まれ京都育ちのまんまる可愛いたいやきくんとほろ苦の赤い月珈琲はいかが!

 時々粉雪が舞うほどの寒さとなった2022年2月16日、仏光寺通両替町にある「あまいろ コーヒーとたい焼き」を訪れました。路地を入っていくと古めかしい町家群の中に「あまいろ」と書かれた木の看板があります。店内は一転、新しい木目調の明るい空間が広がっています。テイクアウトとともに、イートインとしてカウンターとテーブルの10席ほどがあります。

あまいろ コーヒーとたい焼き
 定番の珈琲セットを注文。たい焼き+ホットコーヒーでワンコインの税込み500円とリーズナブルです。そして出てきたたい焼きが、インスタ映えする丸くてしっぽがない愛らしい形をしています。気が付いたら周りは若い女性がほとんど、なるほどと納得です。

あまいろ コーヒーとたい焼き
 「あまいろ コーヒーとたい焼き」は、2018年11月に天草ブランドのアンテナショップ・カフェとしてオープンしました。名物のたい焼きは、天草の老舗たい焼き店「まるきん製菓」を引き継ぐ「たい焼きカフェ まるきん」のレシピをもとに製造しています。店舗のキャラがラッフル襟にトランクフォーゼを穿いている天草四郎時貞となっています。

あまいろ コーヒーとたい焼き

 甘いパンケーキ生地のたい焼きなどレシピは受け継ぎつつ、京都の都製餡のあんこを使用し、京都では「カスタード」と「つぶあん」、つぶあんとカスタードの両方が入った「ミックス」の3種類を食べることができます。カスタードは自家製で、牛乳で煮出した天草の特選茶葉をクリームに混ぜ込んでいるので、少し緑っぽい色をしています。コーヒーはというと、天草の焙煎珈琲ブランド「赤い月珈琲」から取り寄せていて、ほろ苦く深みのある味ががまた、たい焼きによく合うんです。

あまいろ コーヒーとたい焼き

 井上さんは大の天草好き、「京都でもほれこんだ天草の良さを広げたい」と天草の塩や、天草ゆかりの作家の陶器なども販売しています。都会の中の異空間でほっとひといき、癒しの時間をお過ごし下さい。

あまいろ コーヒーとたい焼き

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