【京都市西京区】生き物たちの楽園 洛西のセーヌ河畔小畑川中央公園ではイベントも多彩!
小畑川は、京都市西京区と京都府亀岡市の境に位置する大枝山の老ノ坂峠に発し、洛西・乙訓地域を南方向に流れ、大山崎町の桂川右岸、三川合流附近へと注いでいます。かつて、織田信長が畿内に進行した際には、青龍寺城に立てこもった三好三人衆の一人岩成友通を討つべく、一万を超える大軍を率いて、桂川を越え、小畑川沿いに陣取ったと言われます。
そんな歴史ロマンあふれる小畑川沿いも特に洛西ニュータウン辺りは、様々な生き物たちの生息する環境を残しつつ、花の道、小畑川中央公園として整備されています。2023年10月24日に洛西のセーヌ川とも言われる河畔を歩いてみました。
河川敷にある案内看板には、小畑川に生息する生き物として、ミナミヌマエビやカワムツ、カジカ、コオニヤンマ、ゲンジボタルなどの水辺の生き物やクビキリギリスやカマキリ、キチョウなどの地上の生き物、アオサギやカワセミ、カルガモ、ヒヨドリなどの鳥類、オオオナモミ、セイタカアワダチソウなどの植物など実に様々な生き物が生息しているようです。
群生しているキバナコスモスの間を抜けて、花の道を進むと、ちょうど洛西ニュータウンの拠り所として、11月1日の先行オープン、12月15日のグランドオープンに向けて工事中のラクセーヌ専門店やニトリ、洛西高島屋、西京区役所支所、郵便局、小川珈琲、ホテル京都エミナースなどの施設が充実しているセンター広場から東側へ降りた辺りに、「小畑川中央公園水辺の舞台」がありました。
小畑川の流れを活かした石造りの舞台では、親子連れなどがようやく秋らしくなってきた日差しを浴びながらほっこりしていました。この水辺の舞台や中央公園では、10月後半から11月にかけて様々なイベントも開催されます。
秋から冬にかけてまだまだいろいろ盛りだくさんです。善峯寺や大原野神社、正法寺などまだまだ穴場の紅葉名所もある洛西エリアへぜひお越しください!