【京都市左京区】世界遺産の下鴨神社参拝の後に豪商三井家邸宅跡のゴージャスな庭園を見ながらほっこりスイーツで至福のひと時を!
神社方面から森を南へ抜けたところにあるのが、旧三井家下鴨別邸です。豪商・三井家の旧別邸。三井家11家の共有の別邸として三井北家(総領家)第10代の三井八郎右衞門高棟(たかみね)によって建築された邸宅です。
大正14年(1925)に建築されたのが現在の旧邸で、主屋、玄関棟、茶室が現存しています。後に国に譲渡され、平成23年(2011)に重要文化財に指定されました。書院造を基調とした玄関棟は、天井を高くし、床に絨毯を敷くことで、椅子座の洋式居室として使用されました。主屋にある望楼からは、大文字山や比叡山が展望できるのだそう。
豪商のゴージャスな邸宅跡のお座敷で、見事な庭園を眺めながら、美味しい抹茶や和菓子、スイーツを食べながらゆっくりと過ごすことができます。一保堂の極上抹茶「金毛の昔」と1803年の創業当初より受け継がれる亀屋良長の代表銘菓「烏羽玉」と自家製ゼリーのあんみつと焙じ茶のセットをいただきました。ほっこりと至福のひと時を感じることができました。
また庭に降りて回遊しながら四方からの違った風情ある趣を感じることもできます。庭園内では、樹齢250年の夫婦椋(めおとむく)を見ることができます。日本のムクノキが天に向かって互いに寄り添う姿は、下鴨神社境内の「連理の枝」さながらに永遠の愛の象徴といわれています。
世界遺産下鴨神社の参拝の後は、旧三井家下鴨別邸(外部リンク)にぜひお立ち寄りください! 予約や期間限定のプランなど詳細はホームページから。