【京都市西京区】6名から始まった放置竹林との闘い――延べ700人が参加した3年間の成果報告会が開催
ホテル京都エミナース3階「平安の間」で2026年2月20日にNPO法人京都発・竹・流域環境ネット(吉田博次理事長)による「竹林再生実証事業総括報告会」が開催され、60人近くが集まりました。2009年の設立から20年近く竹林保全活動を続ける同法人が、京都市の委託を受け、洛西ニュータウン周辺で3年間取り組んだ「竹林再生ボランティア事業」の集大成です。

吉田理事長は「高齢化が進むこの街で、ボランティア活動が成り立つのか。3年前は不安もあった」と振り返りつつ、当初6名だったメンバーが20名以上に増え、延べ約700人が参加した成果を報告。「自分たちの街は自分たちの手で守る。市民の意思でやることが大切です」と力を込めました。

基調講演では京都府立大学の古田裕三教授が登壇し、竹材の科学的特性や京都ブランドとしての竹製品の可能性を語りました。

パネルディスカッションでは、ボランティアリーダーの島本けい子さんら4名が登壇。島本さんは「最初は何をするかも分からない状態。見たことのない人たちと”こんにちは”から始まった」と振り返り、「何メートルもある竹が倒れるときの爽快感にみんな魅了された。”今日は10本切るぞ!”とノルマが出ると必死になって」と笑顔で語りました。「毎週10人は必ず集まり、やり遂げたときの達成感は格別でした」と3年間の手応えも伝えました。

会場からは「この活動をもっと多くの人に知らせるべき」「西山の放置竹林問題はまだまだ深刻。今後も続けてほしい」といった声が上がりました。
- 住所
- 京都市西京区大原野小塩町73−1
- 最寄り駅
- 阪急桂駅
- 電話番号
- 090-5057-3780
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。






