【京都市上京区】創業150年を迎える餅屋さんに京のアトツギさんたちが大集合して縁日を開催します! 餅つき、うなぎ、射的や駄菓子も

創業明治8年(1875年)の鳴海餅本店が150周年の創業記念日を迎える2025年3月8日に、「たくさんの人にアトツギの挑戦を知ってもらい、一人でも多くのファンを増やしたい」との思いから、京の事業所のアトツギさんたちが集う「アトツギ縁日」の第2弾がこの店で開催されます。開催にあたって、鳴海餅本店のアトツギさんである営業企画部長の鳴海力哉取締役にお話を聞きました。

アトツギ縁日

鳴海餅本店といえば、市内に直営店4店舗を有し、餅はさることながら赤飯、栗赤飯でその名を知られます。イートインスペースでは、小さなおひつに入った蒸しあがったばかりの赤飯にお茶と味噌汁が付く赤飯セットが食べられるのですが、この赤飯がもっちりつやつやでめちゃ美味なんです。

アトツギ縁日

「鳴海餅本店」は、まだ堀川通が二車線化する前、現在地の向かいに存在した京都屈指の堀川京極商店街でうぶ声を上げます。東京奠都後でしたが、西陣始め、御所周辺の昔ながらの文化を大事にする町衆に支えられて、最初はお客から米を預かり餅に加工する事業から始め、次第に自身で仕入れを行うようになり、いつしか「赤飯と言えばナルミさん」と呼ばれるようになります。大正時代には京都で初めて自動餅つき機を導入し、さらに発展をとげたといいます。

アトツギ縁日

鳴海餅本店提供

この地で生まれ育ち、小さな頃から店が遊び場のようなものだったと話す鳴海取締役は、がっちりした体格だなと感じていたら、やはり中学、高校、大学までラガーマンだったそう。その後、異業種での勤務を経験した後に、7年前に家業を継ぐため、鳴海餅本店で修業を始めました。スポーツ、異業種での経験や培った精神力は、経営を進めていくうえでも大きな糧となっていると話します。

鳴海餅本店

 

創業145周年時には、コロナ禍での一時中断はあったものの、アトツギさんらしい新たな発想で、アニメ「であいもん」とのコラボ企画やネット通販などにも挑戦して確実に市場を広げていきます。アトツギラボ主宰の小野寺亮さんは、中高大の先輩です。小野寺さんの熱意に打たれて、ラボへも参加するようになりました。

アトツギ縁日

今回の「アトツギ縁日」には、10人のアトツギさんさたちが出店、協賛するアトツギさんたちも広がって、日本酒ペアリングや餅つき大会、駄菓子屋さんにうなぎ屋さんのどじょうすくい、射的や西陣織やはんだづけ体験、自転車展示、アトツギラジオなど内容も盛りだくさんになっています。入場無料ですので、だれでもお気軽にお立ち寄りになってみてください!

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