修学旅行シーズン真っただ中の京都では、観光地や飲食店で多くの小中学生を見かけるようになりました。またインバウンドの人たちもほぼ新型コロナ禍前に戻った感があります。そんな観光客に人気なのがやはり、京都らしい抹茶を使用した商品です。2023年5月26日に訪れた2軒をご紹介します！

　三十三間堂から鴨川の方へ少し行ったところにある手打ちうどん専門店「鴨川製麺所」では、ほとんどのメニューのベースに自家製抹茶うどんが使われています。店内に入ると、うどんメニューを注文し、カウンターにズラリと並ぶ天ぷらやおにぎり、稲荷ずしなどのサイドメニューをトッピングして会計する讃岐方式です。手早く自分でいろいろ選べるのがいいですね。

　居酒屋当時から出されていたというメニュー、「いっしょうけんめん」の冷たいほうをいただきました。海老天・かぼちゃ天ぷら・わかめ・だし巻き玉子やあまぎつねなどがトッピングされた、ぶっかけうどんです。確かに一生懸命さが伝わる逸品でした。メニューがたくさんあるので、グループで行っても、一人ひとり好みのメニューを注文できますよ。値段もリーズナブルです。

　錦市場の真ん中に位置する「抹茶スイーツ館　茶和々」では、抹茶は宇治の抹茶にこだわり、お濃茶をテーマにした店になっています。1階は抹茶スイーツ館で、さまざまな抹茶スイーツを販売しています。2階はカフェで、わらび餅、パフェ、あんみつなどのメニューがあります。店頭で実演している石臼でひいた一番茶のひき立て抹茶を使用しています。

　この店限定のお濃茶わらび餅は、本わらび粉を使用し、生地にも抹茶を練り込んでいます。お濃茶生わらび餅、本わらび餅（きなこ、抹茶）の3種類があります。竹炭を練り込んだタルトやバームクーヘンなどの抹茶のお菓子、限定商品もたくさんありますよ。ぜひ行ってみてください！

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