【京都市上京区】冷泉家の桜が見ごろを迎えています! 京都地方気象台は平年より8日早く桜の開花を宣言しました!
京都地方気象台は2023年3月17日、京都市で桜(ソメイヨシノ)の開花を観測したと発表しました。梅や桜などの開花日は、中京区にある二条城清流園東にある標本木に、対象とする植物の花が5~6輪開いた状態となった最初の日とされています。
京都地方気象台の職員が「そめいよしの」の標準木に5輪の開花を確認したので、開花宣言となりました。史上最速の開花となった一昨年の3月16日より1日遅く、平年の3月26日より9日早い開花となりました。
18日には例年先駆けて春を告げる冷泉家の桜が見ごろとなって、今年もこの季節がやってきたなと感じさせる、今出川通りの白壁にたわわな姿を見せてくれています。
明治期の東京奠都の際、ほとんどの公家衆が明治天皇に従い東京に移住しましたが、上冷泉家は御留守居役として京都に留まりました。現在の京都御苑内にあった公家町の公家屋敷は明治初期の東京移住命令により全て取り壊されましたが、今出川以北にあった上冷泉家の屋敷は取り壊しを免れました。
いよいよ桜シーズンの到来です。みなさん、今年はぜひ京都にお越しください!