【京都市南区】京の老舗表彰の松本電機製作所と地域の国際学童保育が交流会　子どもたちも大喜びでした！

　百年以上にわたり堅実に家業の理念を守り、他の企業の模範となってきたとして、2023年1月31日に「京の老舗」表彰に輝いた「松本電機製作所」が、同地域で国籍年齢性別関係なく人が集まってワイワイできる、国境のないお家「ULU」とコラボしたイベントが2023年2月23日に同社社員交流スペースで開催されました。

　「松本電機製作所」は、1904年（明治37年）に勃発した日露戦争のころから、モーターや電気制御部品の製造会社としてスタートして以来、100年以上にわたって続く老舗です。今では、制御盤製作やソフトウェア開発、ロボットやAIに専門技術を提供し、名だたる大企業からこぞって受注がかかるなど、その技術の高さが評価されています。

　任天堂など有名な企業社屋のひしめく十条通り沿いにおしゃれな外観の真新しい社屋が目に飛び込んできました。玄関を入ると、フロントも素敵です。

　地域貢献したいという松本一志CEOの思いと縁もあって、一見、関係ないように見える「ULU」とのコラボが実現しました。2022年のハロウィンパーティーから始まって、今回で2回目。

　「ULU発表会」として行われたこの日のイベントでは、子どもたちのダンスや茶道お点前、体操などの日ごろの成果発表やコンピューターのプログラミング体験などが行われました。昼食には、伏見区の「ごはんとおやつ huahua」によって、スウェーデン肉団子のホットドッグも提供され、大人も子どもも大満足で楽しいひと時を過ごすことができました。

　現在60人近くを有する「株式会社ULU」の伊藤裕子代表取締役は、ULUはハワイ語で「みんなで成長する」の意。「ほんとうは国際交流スペースとして運営したかった」と言われます。新型コロナ禍でインバウンドがなくなったため、2021年１月に英語学童を始めました。スウェーデン講師のヨハンナさん始め、外国人講師も複数在籍していて、本物の英会話ができると大好評です。

　新型コロナ禍後の、これからの国際社会に向けて、こういった取り組みを応援したいですね！