【京都市右京区】白餡を使った贅の極みの新食感プリンが絶品! 嵐山中之島グルメスポットで七福神がモチーフ
風光明媚な渡月橋と大堰川をはじめ観光スポットとして、またお土産や食べ歩きの一大グルメスポットとして、特に天龍寺や奥嵯峨など古刹が立ち並ぶ歴史ロマンの里として、メインストリートが有名な嵐山ですが、実は渡月橋を南に渡った「中之島公園」も一大グルメ街なのです。
早朝から粉雪が舞うほど冷え込んだ2023年2月26日、阪急嵐山駅を降り立ちました。駅正面から中之島橋を渡るとそこが中之島公園です。公園に入ると渡月橋と大堰川、嵐山連峰の姿がきれいに眼前に飛び込んできました。絶景スポットです。寒さにかかわらず大勢のカップルなど若い人たちが訪れていました。
白壁と黒木のコントラストが美しい庫裏のような中にショーケースがうかがえる素敵な外観の建物が目に飛び込んできました。次々とひっきりなしにカップルなどが訪れています。あれ、こんなところにお店あったっけ? ということで、入ってみました。
福七(FUKUSHICHI)は、店員さんに伺うと、2023年2月9日にオープンしたばかりだそう。ショーケースには、竹素材の高級仕様の丸い容器に入った「プリン」がずらりと並んでいます。
ラインナップは、丹波産黒豆きな粉と無花果(大黒天)、三種類のチーズ(寿老人)、焙じ茶とオレンジ(毘沙門天)、京抹茶と柚子(福禄寿)、桜とピスタチオ(弁財天)、プレーン(恵比寿天)、苺と鶯甘納豆(布袋尊)の七種類。
製造元となる京都嵐山の株式会社CAELUMの能勢雅子代表取締役にお伺いすると、「新型コロナ禍で大打撃を受けた京都嵐山の新名物をつくりたいと、天龍寺七福神にも因んで、それぞれの神様をイメージした商品を開発。こだわりは何といっても京の白あんを使用していること、またプリン素材も硬すぎず柔らかすぎず最高の触感を出すのに2年かけて開発した」と言います。
実際、寿老人を食べてみましたが、濃厚なのに甘すぎない優しい味。これは確かに初めて味わう感覚のほど良い食感で、上品な3種のチーズと絡んで美味すぎる。京都西山地域の特産である竹素材の容器に包まれた高級感あふれる究極の逸品ですね!
さあ、いよいよ春の訪れですね! 嵐山の散策の際には、ぜひ中之島地区へもお立ち寄りください。