【京都市西京区】竹林の奥から煙がもくもく! 大原野の秘密基地「のんびり舎」でどんど焼き体験
府道733号柚原向日線を西へ、電動自転車でも息が上がる坂道を登ると、金蔵寺道との分岐点に到着。長峯八幡宮を過ぎ、風情ある竹林を抜けると、煙突から煙がもくもくと立ち上る光景が飛び込んできました。「えっ、こんなところに?」と思わず声を上げていました。

ここが「のんびりぐらし体験場~ のんびり舎~」です。木の香りが漂うログハウス調の建物では、担当の水口さんが笑顔で出迎えてくださいました。「5年ぐらい前から貸し出しを始めて、バーベキュー場としても人気なんですよ」といいます。

この日は書初めとどんど焼きのイベント開催中。親子連れなどが書いた書が次々と炎にくべられ、お正月のしめ飾りも一緒に燃やされています。最近ではすっかり見なくなった光景に、思わず「これこれ!」と声が出ました。

暖炉の前では、桂から来た親子連れがぜんざいをほおばっています。おくどさんで沸かしたお湯で作ったぜんざいと、ポットで直火沸かししたコーヒーは格別の味わいです。そしてなんとサウナや五右衛門風呂まで完備されています。

実はこの施設、社長の小野富雄さんが「大原野にこういう場所がなかったから」という想いから生まれたもの。「子どもの頃は、おくどさんや五右衛門風呂が当たり前。不便だけど、その不便さがのんびりした気持ちを作るんです」という哲学が、施設全体に息づいています。

一方で、小丘の上には完成したばかりの3坪の小屋も。電気もガスもあえて通していません。「一人で本を読んだり、瞑想したり、夜は星を見上げたり。静かな時間を過ごす場所なんです」と水口さん。建設時の廃材を砕いて敷き詰めた野趣あふれる山道を登れば、山並みと棚田と竹林が織りなす絶景が待っています。

月に一度の竹やぶ整備イベントなども開催。環境に配慮しながら、都会では味わえない「のんびり」を体験できる場所です。
アクセス:バス停「長峰」下車、徒歩約5分(府道733号柚原向日線を西へ、金蔵寺道分岐点を右折)
- 住所
- 京都市西京区大原野石作町399-1
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 定休日:水曜日、祝日
- 電話番号
- 075-335-2254
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。





