【京都市西京区】薬局だと思って入ったら野菜と玄米かりんとうと薪ストーブに包まれた癒し空間だった件

京都市西京区の柿街道から府道10号線を少し下がった場所にある「ならの木薬局 大原野店」。一見すると昔ながらの薬局ですが、扉を開けた瞬間、訪れた人はその印象を大きく覆されます。

naranokiyakkyoku

店内には処方せん調剤のカウンターのほか、無添加の自然食品、漢方、アロマテラピー用品、自家製の米や野菜など、体にやさしい商品が所狭しと並んでいます。農薬・化学肥料不使用の自家製コシヒカリは氷温熟成で旨みを引き出しており、「甘みともちもち感がたまらない」と評判です。

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薬局を営むのは、管理薬剤師の佐藤公彦さんとその奥様。13年前にこの地で開業し、地域に根ざした薬局づくりを続けてこられました。実家が養鶏場という背景もあり、自然や食への関心が高く、薬だけでなく“暮らし全体を整える場所”としての薬局を目指してきたそうです。

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駐車場の入口には精米所や野菜の直売所もあり、地元の方々が気軽に立ち寄れる雰囲気が漂います。フェアトレードのチョコレートや無添加石鹸、アロマオイルなど、健康と環境に配慮した商品も豊富に揃っています。

ならの木薬局

筆者のおすすめは「玄米かりんとう」。サクッと軽やかな食感と香ばしい玄米の風味が広がり、甘さ控えめで後を引くおいしさです。お茶請けにもぴったりで、体にやさしい素材で作られているのも魅力です。「薬がなくても、ふらっと立ち寄ってもらえる場所にしたい」と語る佐藤さん。薪ストーブのぬくもりに包まれながら、心と体を整える時間が流れています。

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ならの木薬局 大原野店
住所
京都市西京区大原野北春日町794
営業時間
9:00〜18:00
定休日
土、日
最寄り駅
阪急桂駅
電話番号
075-205-5175
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※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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