【京都市西京区】紫式部や西行も愛した京春日エリア!今が最高潮の紅葉三名所を静かに巡る!

2025年11月22日、京都市西山山麓の紅葉三名所、大原野神社、正法寺、勝持寺が、まさに錦秋のクライマックスを迎えていました。朝の冷え込みが6度にまで達した中、オーバーツーリズムとは無縁のこのエリアの紅葉をレポートします。

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「京春日」の圧巻の輝き
 まずは、桓武天皇の后が春日大社の分霊を勧請し、「京春日」と呼ばれる大原野神社です。紫式部が藤原道長とともに参詣したゆかりの地でもあります。参道の石鳥居へと続く紅葉のトンネルは、息をのむ美しさです。春日大社の「猿沢の池」を模したといわれる「鯉沢の池」周辺の紅葉は、印象派の画家モネの連作画「睡蓮」にそっくりと評判です。連休前ということもあり、大原野神社には多くの人が訪れていました。

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まだまだ静か!西行法師ゆかりの「花の寺」
 大原野神社を抜けるとすぐ隣に見えるのが、花の寺勝持寺です。ここは、鳥羽上皇に仕えた佐藤義清が、保延6年(1140年)に出家し西行法師となったとされる古刹です。

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京都・西山大原野保勝会

仁王門から中門へと続く約500メートルの石畳の参道を登ると、阿弥陀堂や鐘楼が朱に染め上げられる素晴らしい景色が広がります。この勝持寺は、まだ訪れる人が少なく、静かに鑑賞できる穴場と言えます。両方とも素晴らしい紅葉の景色が広がっており、ぜひ足を延ばしてほしい場所です。

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素通りされがちな穴場!正法寺の極上紅葉
 さらに、大原野神社の向かいにある正法寺も見逃せません。奈良時代に鑑真和上の高弟が隠棲したのが始まりとされる古刹です。この寺の紅葉も、大原野神社と負けず劣らず見事です。正法寺も勝持寺と同様に、まだまだ人は少なめで、静寂の中で極上の紅葉を堪能することができました。

歴史上の人物も愛した西山山麓の静かな紅葉をぜひ体感してみてください!

大原野神社はこちら↓

正法寺はこちら↓

勝持寺はこちら↓

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