【京都市西京区】奇跡のレモネードに涙!5校合同演奏と美味グルメが大集結した「西京ひろばin洛西」と「せせらぎ音楽祭」レポート
2025年11月15日、京都市西京区の小畑川中央公園とラクセーヌ周辺では、二つの大型イベント「西京ひろばin洛西」と「せせらぎ音楽祭」が同時に開催され、地域に大きな活気をもたらしました。小畑川沿いに紅葉や黄葉が輝きだしてきた秋の穏やかな日差しのもと、会場は終日、熱気と笑顔に包まれました。

特に、多彩な36ブースが出店した「西京ひろばin洛西」(主催:地域団体と行政による実行委員会)では、小児がん啓発支援を行う同志社大学生の団体「レモネードスタンドPhilia」の活動に、多くの来場者が注目しました。現在大学院生の代表、稲田莉子さんは、高校生時代の小児がんという過酷な経験を乗り越え、病と闘う子どもたちの希望となるため、団体を立ち上げました。

右から2人目が稲田莉子さん
彼女のブースでは、チャリティーの象徴であるレモネードを販売。「レモン(困難)を与えられたら、レモネード(希望)を作ろう」というアメリカ発祥のメッセージを伝え、勇気ある行動に感銘を受けた人々の支援の輪が広がりました。

一方の「せせらぎ音楽祭」(主催:京都市西京区洛西支所地域力推進室まちづくり担当)では、地域の若き力が輝きました。京都府立洛西高等学校など5校合同による総勢百名超の吹奏楽部員がステージに集結。「風になりたい」と「YMCA」を壮大に演奏し、イベントの成功を力強く後押ししました。

ブースエリアでは美味グルメも大盛況でした。登録商標の移動する竹村商店は、この季節に始まったばかりの焼き芋とわた菓子を販売し、人気を博しました。大原野のパン屋さんMukunoki Bakery & Paradice Earthは身体に優しいパンとアロママッサージを提供し、おにぎり利次郎さんも定番の人気でした。

また、体験ブースも盛況で、京都市交通局によるバスの試乗体験や、西京警察署、西京消防署・消防団によるパトカー、消防車、救急車の展示などが子どもたちの熱い視線を集めました。西京区内の施設リ・ブラン西京のドリンクブランド”Enchanté”からは、パキスタン出身のスタッフ、ブシュラさんがチャイを販売するなど、国際色豊かな交流も生まれました。

感動の音楽と勇気、そして地域共生の温かさが溢れる一日となり、地域に確かな活気と希望をもたらしました。
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