【京都市西京区】南極越冬隊の調理人が作る伝説のビーフシチュー! 京大桂キャンパスの奥にある「赤おに」の情熱グルメを追え!
京都市街から桂坂を上がった先にある、京都大学桂キャンパス。その広大な敷地内、国際日本文化研究センター(日文研)に、すごい経歴を持つ店長が営むレストラン「旬菜レストラン 赤おに」さんがあります。

夢を叶えた料理長!南極から京都市西京区へ
店長兼料理長は、北田克治さん。なんと、日本南極地域観測隊の昭和基地で2回も越冬した調理担当者という、驚きの経歴の持ち主です!

北田さんアルバムより
北田さんの南極への夢は、幼少期にまで遡ります。「昭和基地」という言葉を知って以来、遠い極地への冒険心を抱き続け、大人になって料理人としてその夢を叶えました。越冬隊での調理は、限られた食材で42人分の食事を担うという重責。この極限の地で培った確かな技術と情熱が、今、「赤おに」の料理に注がれています。

隊員を支えた味を再現!名物「南極ビーフシチュー」
「赤おに」の名物の一つが「南極ビーフシチュー」です。これは、北田さんが隊員に最も人気があったメニューを、水以外は当時の味を忠実に再現したもの。

食料の補給が年一度の昭和基地の環境を再現するため、ブロッコリーなどの野菜はあえて冷凍のものを使用。牛骨ベースのスープに、自家製デミグラスソースとトマトピューレを合わせ、国産牛バラ肉を約5時間かけてじっくりと炊き上げた逸品です。正統派で奥深い洋食の味を楽しめますよ! もちろん他にも魅力が満載! 見た目におどろくほど大きなエビフライも大人気です。「赤字覚悟で素材にこだわった」という、本気が感じられるメニューの数々をお手頃価格で提供されています。

お店は、京都市西京区御陵大枝山町3-2(国際日本文化研究センター 福利施設棟 1F)にあり、車が無いと上がれないほどの奥地ですが、その分ゆっくりと落ち着いて食事できると評判です。特に4月の桜のシーズンは、美しい花を楽しみながら食事ができる隠れた名所です。
南極の熱い魂が詰まった「赤おに」の料理を、ぜひ味わってみてください!





