【京都市上京区】大阪福島で30年前に惜しまれつつ閉店した親子三代で営む人気居酒屋を娘が京都で新規開店 めざすは祖母の味
北野天満宮門前から今出川通を少し西入の「ザ・サァカス」を2025年6月29日に訪れると、週4回で営業する新しい店でした。この6月17日にオープンしたばかりのお店「家庭料理とお酒 ヒロエボン」さんです。店名はオーナーの中西弘枝さんのあだなでもあり、SNSアカウント名にもなっているところからつけられました。
まずは、アテセットに苦みが上手く抜かれ美味しい「ズッキーニのチーズ焼き」、優しい甘さに仕上げられた「万願寺とうがらしとじゃこの焼きびたし」、「サーモンタルタルバケット付」が出されました。どれも美味しくて最初から良い感じです。「ちょっと辛いおかんのカレー」もあります。
すでに人気が出ているという「明太子だし巻き」はふわっとろの玉子焼きに包まれた明太子が絡んで抜群の美味さです。それでも店主の弘枝さんいわく、「まだまだ祖母の味には勝てません」といいます。
そうなんです、実は中西弘枝さんは、かつて7年前まで大阪福島で営業していた居酒屋で、あまから手帖や各種メディアでも話題になった串カツや家庭料理の店で、祖母、母、娘の親子三代で切り盛りしていた居酒屋「吾福(ごふく)」の娘さんです。
30年前に惜しまれつつ閉店した後、弘枝さんが会社を早期退職するタイミングで友人の縁あって、「ザ・サァカス」を紹介され、京都へやってきました。
北野天満宮ご参拝の折には、親子4代で受け継がれる家庭料理の店へ立ち寄ってみてください!
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