【京都市上京区】陰陽師式神の住む処 京都屈指のパワースポット一条戻橋で河津桜がようやく咲き始めました!

平安時代の陰陽師安倍晴明を祀る晴明神社から少し下がった一条通に位置する現在の一条戻橋を2025年3月17日に訪れてみると、早咲きの河津桜が咲き始めていました。この桜が咲き始めるといよいよ本格的春到来なのですが、昨年は3月11日にはすでに満開になっていたことを思うと、今年は今なお肌寒い寒さのせいで随分と遅いようです。

一条戻橋河津桜

この一条戻橋は、もともと「土御門橋」(つちみかどばし)と呼ばれていました。平安期に活躍していた漢学者・三善清行が亡くなり、その棺がちょうどこの土御門橋を差し掛かった頃、清行の八男・浄蔵が駆けつけ、「どうか息を吹き返して欲しい」と願うと、願いが届けられ、清行があの世から息を吹き返した。との伝承があり、それ以来一条戻橋と呼ばれているのだそうです。

一条戻橋河津桜

陰陽師として知られる安倍晴明は、使役する式神を「妻が怖がる」との理由でこの戻橋の下で使役し、用があるときに呼び出したと「源平盛衰記」につづられているのだそう。戦国時代になると橋のたもとは罪人をさらす場所となり、豊臣秀吉に切腹を命じられた千利休の首がさらされたのも戻橋とされています。こういったいくつかの神秘的な伝説から、一条戻橋は京都屈指のパワースポットとして知られています。

一条戻橋河津桜

ちなみにこの戻橋は戻ってきてはいけないということで、花嫁さんは通ってはいけないんだとか。現在でも花嫁さん送迎タクシーの運転手の方もこの橋は通りません。また、戦時中、学徒出陣で戦地に赴く京都帝国大学の学生らを始め、出征兵士たちが表では「お国のために花と散る」といいながら、実は「生きて戻ってこれるように」と密かにこの橋を渡ったことでも知られます。

一条戻橋河津桜

歴史ロマンと春の息吹を感じに出かけみてはいかがですか!

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