【京都市】ミルキーで雲のように真っ白な京都限定新食感の「ふわふわおたべ」が登場しました。着想から完成に12年の開発秘話とは!
京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」や「京ばあむ」などを製造・販売する株式会社美十は、2025年3月14日(金)より、「ふわふわおたべ5個入」を発売しています。初日には、各店舗での一斉売り出しとともに、京都駅前の特設ステージでは、新商品の振る舞いとガラガラ抽選会などが行われました。15日も開催されます。
「天使も驚く、ふわふわ食感。」をキャッチコピーとした今回の「ふわふわおたべ」は、北海道十勝の契約農家より仕入れた小豆と国産バターを使いなめらかに炊き上げたこしあんバターを、きめ細やかなもち粉にメレンゲを合わせたふわふわ食感の生地で包み込んであります。こしあんバターのミルキーな味わいと、まるで雲のような真っ白で軽やかな生地の食感にこだわった新商品です。

株式会社美十提供
人気Radio DJの川原ちかよさん、しもぐち☆雅充さんの司会で始まったのは、もれなく新商品1個とかなりの確率で、一パックがまるまる当選するガラガラ抽選会でした。偶然通りかかったという京都在住の20代のカップルは、2人とも1パックをゲットして大喜び。試食コーナーで「これ、びよ~んと伸びる今流行の食感でめちゃ美味しい。こしあんバターもしっかり入っていて良いっすねえ」と満足そうでした。
そして、今回の「ふわふわおたべ」には、商品開発部の三好さんの着想から12年の努力とその後のプロジェクトメンバーによる開発秘話がありました。最初に注目したのが、求肥に卵白と白あんを加えて練りあげた真っ白なお餅「雪平(せっぺい)」でした。「ふわふわもちもちとした食感が提供できるのでは」と考えたのですが、当時の技術では量産化は難しく断念したのだそう。
「とろとろした液体のような生地をどうやって三角形にするか」を隙間時間に研究を重ねた三好さん。工場に眠っていた使用していない機械を改造して開発を進め、2年前にようやく量産化の目途を立てることができ、試作品を作ることが出来たといいます。各部署から若手が選抜され、プロジェクトが立ち上がり、若い人たちにも受け入れてもらえる真っ白な生地にこしあんバターを包んだ今回の商品ができ上ったのだそうです。
京都駅、嵐山、清水坂などのお土産売場で買うことができます。ぜひ1度食べてみてください!
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