【京都市】へんこ焼きで知られるたこ壱が全国展開へ 若き創業社長の思いを聞きました!
たこ焼きといえば、ソースに青のりとかつお節というのが定番とされてきましたが、その凝り固まった常識を覆したいという想いで開発された「へんこ焼き」という京都食材を活かしたたこ焼きを武器に、千本中立売の3坪の小さな店舗から、コロナ禍を乗り越え、この11年間で8店舗まで事業拡大して、いよいよ200店舗を目指して全国展開する事業所があります。
「京都たこ壱」を展開する株式会社NextStageJapanの彌永拓志代表取締役に2025年2月25日にインタビュー。たこ壱の魅力とその戦略について話を伺いました。たこ壱の看板メニューと言えば「へんこ焼き」です。京都の胡麻油と九条ネギ、岩塩を使用しています。国産鶏を24時間じっくり漬け込んで作る黄金の唐揚げや特製肉汁ぎょうざ、格安の酒類も大人気です。
さらに、岩蛸ではなく真蛸、静岡県で製造された旨み溢れる海老と、出汁にこだわり抜いて商品開発をしました。彌永代表は、「これが一番美味いんですよ」と話します。実際食べてみると、ふわっとろ系でありながら、香ばしさとちょうど良いあんばいの弾力を残す生地に、甘い九条ネギがてんこ盛り、さらに素材の味を活かしたこの新しい味付けは抜群の旨さです。
福岡から滋賀の大学へ進学して、飲食業界での独立を決意した彌永代表は、牛丼・居酒屋・ラーメン・ピザ等、数多くある飲食業態の殆どの市場で代表格と言える大手複数社がシェアを握っている中で、当時は、チェーン店は大手1強のみで、低投資で出店できる国民食「たこ焼き」に目を付けます。
加えて同大手FCは商業施設内の出店が殆どで、後に、京都たこ壱が得意とする「路面店のたこ焼き市場」はガラ空きで、大きなチャンスが眠ってることを調べつくしました。「とにかく全国チェーンを作りたいとはじめは、そんな夢だけで始まりました。しかし、 道はそんなに簡単ではなく、看板メニュー戦略、立地戦略、高収益モデル、 全国展開できる為のビジネスモデル構築に10年かかった」といいます。
同社は、業界のトップを目指して、2024年夏から、フランチャイズでの全国展開を呼び掛けています。個人店をつくるのではなく、3店舗以上を経営する社長をどんどん作って、日本社会の活性化に貢献したいといいます。どんどん増える最寄りのたこ壱で呼び込みの声に誘われて、一杯いかがですか!
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