【京都市西京区】2025年にも繋ぎたい、京都西山山麓で美味しい海鮮丼が食べられる店4選!
1月20日と言えば、1年で最も寒い日とされる「大寒」ですが、2025年1月18日の時点でかなり温かいですね! さて、そんな中で元気の源がいっぱいの海鮮丼やちらしの美味しい店を紹介します。
物集女街道と国道9号線の交差となる千代原口の角にある「地酒と肴 寔喰亭」のランチが安くて豪華だと評判を呼んでいます。お造り、カツオのたたき、手作り玉子焼などとともに、なんと北海道産コッペガニが丸々1匹(季節や仕入れによって)載っています。どれも新鮮で美味しかったです。
何よりも信じられない値段に「うわっ安い、食材は昨日の残りをうまく利用しているからですか」と失礼なことを聞いてしまいました。店主の飯田貴仁さんによると、「いえ、逆転の発想で、朝絞めた食材を厳選して仕入れ、先にランチから始めて夜に振り分けてトータルに使うことで新鮮な食材のランチを安く提供できる」のだそう。どうりで美味いわけです!
表面がぱりっと香ばしく、身がほこほこで、煮た穴子の煮汁から作られているという特製のタレが御飯と穴子に絡んで、確かにこれめちゃ美味。まるでうなぎとハモのいいとこどりのようなの逸品でした。それもその筈、穴子の中でも希少な「伝助穴子」を100%使用しているそうです。
通常穴子とは30~40cmで200gほどのマアナゴのことですが、この3~4倍ほどの大きさの雌のアナゴを伝助と呼びます。「旬菜魚くらしまラクセーヌ店」は、煮穴子の炙りや丼、穴子の棒寿司などの穴子料理はじめ、新鮮な天然魚の料理が美味いと評判です。
その道沿いにある割烹「味市千」は、店主の岩村章孝さんが作り出す「鮮度抜群の魚介類を使っての匠の逸品が食べられるし、ハモやタケノコといった京都の食材も旬の季節に丁寧に調理してあって美味しい」と地元で大評判の店です。
この店はランチタイムにはマグロ丼や天ぷら丼など丼物も人気です。一番人気の海鮮丼を注文しました。あったかご飯の上にぎっしり乗せられたお造りの数々がほんとうにぷちっぷりっとして生きの良さが分かります。「ハモの落とし」もちゃんと乗っています。
大原野から大原野神社への参道にあたる山中を散策していると、「お茶と珈琲の店」とある山小屋風の看板を発見しました。「か寿が」は、まさに山中のオアシス。ニューを見て、「えっこんな山中に海鮮丼」と驚きました。しかも、いくらやまぐろ、蟹身に海ブドウ、アカモクといわれる海藻のぎばさなど、なんと十数種類の海鮮丼のラインナップです。
「か寿か」はこの地で4年続いていて、先代から京都の中央卸売市場に厳しい目利きで、ほぼ毎日新鮮な魚介類を買い付けに行っているのだと言います。ですから、その日仕入れが叶わなかった具材の定食は提供がありません。現在の店主ご夫婦が2代目を継いだころは、「山中で極上の海鮮丼が食べられる」とメディアなども殺到したため、毎日行列ができたほどでした。
「お茶と珈琲の店・か寿か」京都市西京区大原野南春日町214−2
最強寒波からかなりの高温と気温差が激しいですので、みなさん栄養満点の海鮮を食べて、体調にはくれぐれもお気を付けくださいね!
「地酒と肴 寔喰亭(これくいてい)」はこちら↓
「旬菜魚くらしま洛西店」はこちら↓
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