【京都市西京区】苦難乗り越え、天然酵母にこだわる小さなパン屋さんが週2で営業再開 カレーパンはグランプリ最高金賞!
西京区役所新庁舎の玄関向かいに位置する「AKINE BREAD」は、野崎賢司代表がパン職人の修業の後、関東から奥様の地元京都に移住し、天然酵母と国産小麦にこだわって2023年7月に開業した小さなパン屋さんです。以来、1年かけて、口コミで人気となり、各種メディアでも取り上げられるように。しかし、2024年7月2日の思わぬ出来事で休店していました。
休店から約2か月となる2024年8月28日に再開すると聞いて駆け付けました。「情熱のとろっとクリーム」や「初恋キッスレモンフロマージュ」、「明太もちチーズフォカッちゃん」「よもぎあんぱんぱん」など高校生になるご子息によるユニークな命名の創作パンが健在でした。この日も再開を知ってひっきりなしに来客がありました。
実は、野崎賢司代表は、メディアでも話題になり人気上昇中の最中、7月2日未明、バイクで通勤中に路上で突然飛び出してきた鹿に出くわしました。鹿を避けるためブレーキをかけたところ、雨が降っていたこともあり、タイヤがストップし転倒事故となってしまったのです。身体の各部に損傷を負いましたが、一番酷かったのは、右肩で、病院での診断結果は右肩の骨折、全治3ヶ月。骨がくっついても自分で動かせるようになるにはリハビリが必要でした。
そして、皮肉なことに入院中、日本カレーパン協会が主催する「カレーパングランプリ2024」に出品していた「禁断の肉肉カレーNEO」が西日本焼きカレーパン部門で最高金賞の栄誉に輝きました。さらに、10月に第3子誕生予定の嬉しい報告も。
通常営業は難しいので当面、週2回程度、「売り切れごめん」での営業となります。インスタグラムで営業日を確認してお出かけください。