【京都市右京区】源氏物語にも描かれた奥嵯峨の野宮神社に初詣してきました! 竹の径まで行列ができていました。
源氏物語にも描かれた縁結びや子宝安産の神様として知られる「野宮神社(ののみやじんじゃ)」を2024年元旦に参拝しました。午後から訪れましたが、参拝の行列は隣接して続く竹の径をしばらく入ったところまで続いていました。さすが縁結びの神様です。若い世代が多いのも印象的でした。
クロモジの木を用いた風情ある小紫垣を横目に、クヌギの木の皮を剥かないまま使用し、日本最古の鳥居の様式と言われる黒木鳥居をくぐって境内へ。神職さんに伺うと「天候が良くない中でも大勢の人に来ていただいて光栄です。大河ドラマが放映されるとまた増えるかな」と期待を寄せられていました。
野宮神社には、かつて伊勢斎宮の野宮社があったとされ、未婚の皇女または女王から選定された斎王が、伊勢神宮に参る前の1年間、身を清めるための場所とされました。その様子は源氏物語「賢木の巻」に美しく描写されています。
嵐山のメインストリートも紅葉シーズンからは落ち着きを見せていたものの大勢の人で賑わっていました。嵐山上流の「丹山酒蔵」の直営店「嵐山昇龍苑店」の前では、日本酒の試飲コーナーが設置されていました。
2024年も嵐山・嵯峨野は大いに盛り上がりそうですね!