【京都市右京区】さあ京の紅葉シーズンが始まります! 心洗われる極楽浄土の絶景が見られる奥嵯峨に行こう
一気に冬将軍が訪れたような寒気に包まれましたね。そんな中、いよいよ京都も紅葉シーズンの到来です。「日本気象株式会社」が2023年11月2日に発表した「紅葉・黄葉見ごろ予想」では、京都のいろはかえでの紅葉は12月11日ということですので、今年は平年より少し遅めということになりそうです。
混雑は予想されますが、やはり外せないところもあるでしょうか。紅葉のメッカでもある嵐山に来たらやはり奥嵯峨まで足を延ばしてみたいもの。石段や仁王門などに紅葉がトンネルのように覆いかぶさり、約200本のカエデが寺全体を真っ赤に染める「常寂光寺」もその一つです。
特に嵐山や嵯峨野が一望できる多宝塔周辺では、この世のものとは思えないほどの光景が広がります。まさに常寂光土のようです。「常寂光土」とは、寂光浄土とも言われ、日蓮宗や天台宗などで説かれるところの「仏が住し、光り輝く永遠で絶対の浄土」のこと。生きている間に1度は行ってみてほしいです。
麓にある小倉池には、早朝に待機しているカメラマンさんも多いですね。何を捜しているかというと、碧い宝石といわれるほど美しい「カワセミ」なんです。まさに小倉池の宝です。