【京都市西京区】市内が展望できる絶景スポットの柿街道大枝の里の古社 美味いモーニングのカフェもあったよ!
柿街道から9号線に出て高架を北側に渡ると、西山連山を背景に広大な柿畑が広がっています。その道沿いにひっそりとあるのが、「桓武天皇御母御陵」です。高野新笠は、平安京遷都以前からこの地に根付く和氏の乙継と土師氏の真妹との間に生を受けました。
この土師氏の一族が後に、桓武天皇に下賜され、大枝(おおえ)朝臣と称し、山城国乙訓郡大枝郷を本拠地としたと伝承されます。そんな歴史ロマンあふれる大枝の里を2023年11月7日に歩いてみました。
この地の鎮守社の一つとされるのが、967年(平安時代)創建の大枝神社です。祭神は高美計神(たかみけのかみ)で、大枝氏の祭祀神とされ、以後は沓掛町の産土神として崇敬されてきました。
もう一つは九社神社です。「伊勢神宮」の二社と「松尾大社」の七社を奉る古社ですが、参道途中の高台からはシーズンになると柿紅葉越しに京都市内が一望できるパノラマビュースポットです。
9号線に戻って、モーニングができるところを探していると、柿街道の東側にポツンと一軒、緑に囲まれたお洒落なカフェがありました。「caffe flook」でモーニングをいただきました。良質のパンの焼き加減といい、ブロッコリーのサラダやデザートも丁寧に調理されていて美味しかったです。ガラス越しに柿畑と西山連山を展望できます。
近隣には大原野神社や善峯寺、勝持寺など紅葉の名所もありますので、出かけの際にはぜひお立ち寄りください。