【京都市下京区】消防訓練でも東西本願寺が一騎打ち? 東本願寺門前フェスタには恐竜も出現!

 「おひがしさん」の呼び名で親しまれる浄土真宗大谷派の東本願寺の門前に、2023年9月1日、全長4メートルに及ぶ大きな恐竜「T-REX」など数頭のフィギアが出現しました。東本願寺前の「お東さん広場」を会場に開催された、同寺主催でおひがしさん門前未来プロジェクト、東本願寺前商店会、七条通商店街振興組合、京都駅ビル開発株式会社、京都市、京都府が協力する「おひがしさん門前フェスタ 2023 夏」でのことです。

おひがしさん門前フェスタ

 子どもたちも大喜びで御影堂門など寺院の歴史の重みのある建築物を背景に恐竜たちとのコラボ撮影を楽しんでいました。

おひがしさん門前フェスタ

 なんといっても圧巻は、東本願寺自衛消防隊による防災訓練公開と東本願寺防火設備点検の特別公開でした。隊員らは普段は僧侶であったり、職員として通常寺院に勤めている人たちで、年度ごとに任命され構成されています。東本願寺は400年の歴史の中で、4度の火災に見舞われているのだそうです。

おひがしさん門前フェスタ

 隊員たちは、きびきびとした動作で、小型動力ポンプ操法などを披露していました。京都下京区自衛消防隊訓練大会では、小型動力ポンプを所有しているのは、東本願寺と西本願寺だけとなっていて、毎年、「おひがしさん」「おにしさん」が一騎打ちとなるのだそう。指令隊員の一人は、「西本願寺に押され気味なので今年はなんとしても勝利したい」と抱負を語っていました。

おひがしさん門前フェスタ

 自動放水銃の一斉放水では、御影堂の大伽藍が一気に水浸しになる圧巻のパフォーマンスが披露され、境内に見学に訪れた人たちの歓声と拍手が沸き起こりました。「おひがしさん門前フェスタ 2023 夏」は9月2日も開催されています。ぜひお立ち寄りください!

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