【京都市西京区】洛西口トート広場「緑のマルシェ」に全国から34店舗が出店　サボテンや多肉植物がいっぱい！

　アガベやサボテン、多肉植物、観葉植物をはじめ、エアプランツなどの希少種の植物やお花、ガーデン雑貨などのお店が一堂に会する人気のマルシェ「京都みどりのマルシェ」が2023年6月4日に阪急洛西口高架下の「トートひろば」で開催されていました。

　主催店舗の「ぺてぃのお店」店主に伺うと、「トート広場で開催されるのは3回目。今回は、関西を中心に、静岡や埼玉など全国から珠玉の34店舗が集結しました。5、6年前に大ブームになって以来、コロナ禍も経て現在も人気が安定している」と言います。

「ぺてぃのお店」（外部リンク）では、てっぺんが黄色に美しく色ずくサボテンを発見。普通はみどり色をしている多肉植物が、色素が抜け、一部分が白や黄色などに変色する現象を「斑（ふ）」と呼び、植物に斑が出る事を斑入り（ふいり）と呼ぶのだそう。斑入り株は全体的に成長が遅く、通常株よりも珍重され、高価になるのだとか。

　土が要らず、吊り下げて栽培できる「ティランジア（エアプランツ）」の専門店「Natty Plant」（外部リンク）も出店していました。ティランジアは、ブロメリア科の植物。南米や中米など幅広い範囲に分布し、木やサボテン、岩などに着生をして自生しています。西京区樫原に常設店舗があります。鉢物を置く場所がない家庭でも栽培できると大人気です。

　植物を見守るというコンセプトで焼成された「児玉木霊」さんの作品、黒土器や赤土器、木霊ハニワなどの呪物埴輪とコラボして、小型ヤトロファやキリスなどの珍しいサボテン、多肉植物を出店していたのは「庭き千」さんです。神秘的な土器や可愛い埴輪たちと多肉植物が良く似合います。

　行楽日和にも恵まれ、開会時間すぐに訪れたのですが、すでに黒山の人だかり。さすがに人気のイベントです。また定期的に開催されるそうですので、ぜひお出かけください！