【京都市上京区】2023年春に出かけてみたい桜の花見スポット5選 信長や等伯に愛された西陣織と茶道の街へ!
2023年春に出かけてみたい桜の名所や穴場などを地域ごとにご紹介してみたいと思います。今回は西陣織の街周辺から!
聚楽第裏門を移築したと伝えられる妙覚寺大門前の枝垂桜が見事です。織田信長が上洛した際には、この寺を定宿としていました。実は信長が本能寺に宿泊したのは数回で、妙覚寺は18回の記録があると言います。
本満寺は、宝暦元(1751)年に8代将軍徳川吉宗の病気平癒を祈願し、効果があったとして、以来将軍家の祈願所になりさらに繁栄を極めました。近年は、90年前に境内に植樹された「大しだれ桜」が人気のスポットとなっています。
小川寺ノ内上ル、ちょうど裏千家家元の邸宅前にある「本法寺」も境内あちこちで、桜が観賞できます。どの位置から取っても、インスタ映えショットが狙えます。佛涅槃図をはじめとする長谷川等伯の真筆を数点保管していることでも知られます。
妙蓮寺境内の桜は、冬から早春にかけて咲くお会式桜はもとより、早春に咲く枝垂桜、ソメイヨシノなどとのコントラストも楽しめます。
閑静な町家群の中にひっそりと佇む、雨宝院、通称西陣聖天の境内では歓喜桜や松月桜、八重紅枝垂桜が所狭しと咲き誇ります。さらに有名なのが、御衣黄という緑色の桜です。綺麗な緑の花びらをつけます。
桜見物と歴史ロマンあふれる西陣にぜひ出かけてみてください!