【京都市東山区】大河ドラマ「どうする家康」で話題の徳川家の菩提所 知恩院で家康・秀忠・家光の三代の肖像画も公開してますよ!
京都市と京都市観光協会は、2023年1月から3月にかけて、恒例となった「京の冬の旅」を開催します。普段は見ることができない仏像など貴重な宝物や庭園、襖絵、建築など非公開文化財が公開されるとあって、好評を博し、今年で第57回目を迎え、15の寺院などで実施されます。今回はその内、東山区エリアの知恩院、清水寺の2塔頭をご紹介します。
~「雪月花の三庭苑」の一つ 名勝「月の庭」~
「清水寺 成就院」は、「清水の舞台」で知られる世界文化遺産・清水寺の塔頭寺院です。江戸初期を代表する庭園「月の庭」(名勝)は、古来より月光に照らされた美しさを称えられ「雪月花の三庭苑」の一つに数えられました。高台寺山を借景に、豊臣秀吉寄進の「誰が袖手水鉢」や「烏帽子石」などが見事な庭園美を構成しています。
2023年2月1日(水)~3月19日(日) 2月1日(水)~の公開 ※2月22日(水)・23日(木・祝)は拝観休止
~徳川家の菩提所 豪壮華麗な建築~
浄土宗総本山知恩院は、徳川家康が浄土教信者であったことから将軍家の庇護を受け、壮大な伽藍が整えられました。特別公開される大方丈(重文)は「上段の間」や「鶴の間」、「知恩院七不思議」の一つ「抜け雀」の襖絵で有名な「菊の間」など、狩野派が手がけた金碧障壁画で飾られています。水墨障壁画で飾る小方丈(重文)や、山麓の地形を活かした回遊式庭園(名勝)、家康・秀忠・家光の三代の肖像画と徳川将軍の位牌を祀る権現堂も拝観できます。
知恩院 大方丈・小方丈・方丈庭園 2023年1月20日(金)~3月19日(日) 1月20日(金)~の公開 ※2/25(土)~2/27(月)の3日間は12:30~受付開始、3/4(土)は12:00受付終了(12:30閉門) 、3/5 (日)は12:30~受付開始 ※なお2/24~28の期間、大方丈「鶴の間」の襖が一部ご覧いただけない可能性がございます。
2023年京の冬の旅は、他区のエリアでも魅力的な文化財が目白押しです。ぜひこの機会に訪れて見てください! ※新型コロナウイルス感染拡大の状況、社会情勢等により「京の冬の旅」が中止または内容変更となる場合がございます。