【京都市上京区】北野の天神さんの参道 上七軒にすし屋が経営する可愛いサンドイッチ専門店ができました。すし屋の玉子焼きサンドが美味いです!
北野天満宮の参道にあたる花街の上七軒で、17年前から営業する「鮓 芳月」の女将・岸本雅代さんがプロデュースするサンドイッチ専門店「アマル」が2022年3月26日からオープンしています。上七軒のちょうど真ん中あたり、芳月の隣にある京都北野郵便局の向かい側になります。ショーケース1つの可愛いくてお洒落な店舗です。
「アマル」は、すでに近所では評判で、筆者が訪問した4月13日の早朝も、北野の梅花祭で取材させていただいた芸舞妓さんが偶然にも私服で買い求めていたのを始め、ママさんたち、老若男女問わず、次々とお客さんが訪れていました。1日108個限定のサンドイッチは午前中に売り切れることもあるのだとか。
人気は、すし屋ならではの甘くしっかりした玉子焼きを挟んだ「すし屋の玉子焼きサンド」です。食べてみましたが、すし飯でなく、パンでもこんなに合うなんて、と驚きでした。パンも近くにある、子どもたちから大人まで広い世代に評判の人気店「ブーランジェ・オクダ」から仕入れています。当初は少しだけ作っていたのが、あまりに好評で、主力商品になったのだとか。
つなぎを使わない100%海老のカツサンド始め、フライ物サンドも人気です。近所のご婦人2人と早朝から手作りしています。
すし屋ということもあって、ご飯好きだった女将の岸本さんですが、「ブーランジェ・オクダ」と出会って、パンに興味を持ち、コロナ禍で何かやらねばとの思いもあって、2年間同店で修業し、サンドイッチのテイクアウト専門店を開店しました。
岸本さんは、「コロナで嫌なこともあったり、街全体が高齢化している状況もありますけど、もっともっとお洒落なお店が増えることで若い人たちや天満宮参拝の人たちにも上七軒に寄り道してほしいです。この街を盛り上げていきたいですね」と語ってくださいました。
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