【京都市西京区】初雪に染まる「石の寺」と「京春日」!600トンの巨岩と”モネの池”が織りなす雪景色に感動

2026年の1月2日夜から3日の朝にかけて、古都京都に初雪が降り、西山山麓に佇む奈良時代や平安時代から続く古社や古刹が、白銀の幻想的な世界に包まれました。特に大原野地区の正法寺と大原野神社は、歴史と自然が織りなす美しい雪景色で訪れる人々を魅了しています。

西山山麓雪

「石の寺」正法寺の神秘的な雪化粧

正法寺は、法寿山と号する真言宗東寺派の寺院です。天平勝宝年間、唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟・智威大徳が隠世したのが始まりとされ、弘仁年間には弘法大師が巡錫し、四十二歳の厄除けのため聖観音を彫刻されました。応仁の戦火で焼失後、元和元年(大阪城落城の年)に再興され、「西山のお大師さま」として古くから親しまれてきました。

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最大の特徴は、境内全体で六百トンに及ぶといわれる全国から集められた巨岩や名石。このため通称「石の寺」と呼ばれています。庭園「宝生苑」は音羽山、千頭岳など東山連峰を望む借景式山水庭園で、庭石の形が象、梟、獅子、蛙、兎、亀など十六種の動物の形に似ていることから「鳥獣の石庭」とも呼ばれ、雪化粧した巨石たちは一層神秘的な表情を見せています。

西山山麓雪

紫式部ゆかりの「京春日」大原野神社

正法寺の向かいに位置する大原野神社は、延暦3年(784年)長岡京遷都の際に奈良春日大社の神々を勧請した古社で、別名「京春日」と呼ばれています。源氏物語の作者・紫式部が氏神として崇めこよなく愛した神社で、作中にも大原野が登場します。

西山山麓雪

境内の鯉沢池は、池に架かる橋と睡蓮が、クロード・モネの名画「睡蓮の池と日本の橋」とそっくりとSNSで話題となり、京都の「モネの睡蓮の池」として人気を集めています。春日大社の分祀で鹿が神様の使いのため、本殿前には狛犬ならぬ「狛鹿」が鎮座しているのもユニークです。

西山山麓雪

近年の開発と都市化が進む中、豊かな自然と静謐さに包まれた大原野の地は、平安朝期の面影を今に残し、人々の心の安らぎの場となっています。初雪に彩られた古社古刹を訪ねてみてはいかがでしょうか。 

西山山麓雪

正法寺 大原野神社
住所
京都市西京区大原野南春日町1102 京都市西京区大原野南春日町1152
最寄り駅
阪急桂駅

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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