【京都市西京区】寂寥の冬に輝く竹林! 洛西ニュータウン「池の公園」で見つける静寂の美

京都市西京区、洛西ニュータウンの中心部に位置する市民の憩いの場、新林池公園(しんばやしいけこうえん)。地域住民から「池の公園」と呼ばれて親しまれているこの公園を2025年12月10日に訪れました。2025年も残すところあと20日となり、園内は冬の静けさに包まれています。

池の公園

春から秋にかけて見られた豊かな色彩は影を潜め、公園の中央を占める新林池の風景は一変していました。秋には人々を魅了したモミジの紅葉はすっかり葉を落とし、夏場に水面いっぱいに広がっていた蓮の葉も茶色く枯れて、冬枯れの寂寥とした景色が広がっています。

池の公園

しかし、その寒々とした景色の中で、ひときわ生命力をもって輝いていたのが、公園を囲む竹林です。早朝の澄んだ空気の中、東の空から差し込んだ朝日が竹の幹や、わずかに残る青々とした葉を照らし、金色にも見えるほどの輝きを放っていました。冬枯れの木々や茶色い水面を背景に、竹林の緑と光のコントラストは息をのむ美しさです。

池の公園

この新林池公園は、こぢんまりとした空間ながら、竹林に囲まれた独特の雰囲気を持つ魅力的な公園です。池の周囲に整備された平坦な散策路は、ジョギングやウォーキングに最適で、この時期も寒さに負けずにランニングを楽しむ人々の姿が見られました。

池の公園

季節が巡り、彩りが失われた冬だからこそ、公園の持つ静寂と自然の造形美を深く感じることができます。池のほとりに立ち止まり、竹林の向こうから聞こえる風の音に耳を澄ませば、日々の喧騒を忘れさせてくれるような穏やかな時間が流れます。

池の公園

2025年の終わりが近づくこの季節、あえて冬枯れの景色を見つめながら、清々しい竹林の輝きに癒やされる散策はいかがでしょうか。洛西ニュータウンが誇る、静かなる美のスポットです。

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