【京都市西京区】京都屈指の団地群の紅葉たちも鮮やかに輝く! 5枚葉と7枚葉の違いはなんだろう?

師走に入り、何かとせわしなく感じる季節ですが、京都市西京区の洛西ニュータウン、竹の里団地周辺では、この秋最後の紅葉が鮮やかに輝いています。団地群のあちこちに植えられたモミジやカエデの木々が、赤や淡いオレンジ色に色づき、訪れる人々の目を楽しませてくれています。

洛西竹の里

2025年12月5日に散策してみると、特に団地の中には、比較的大きく淡い色に輝く5枚葉のカエデが多く見られました。

葉の数や大きさが違うのはなぜ?
紅葉とカエデは植物学的には同じ「カエデ属」に分類されますが、日本では古くから、葉の見た目の特徴によって慣習的に呼び分けられてきました。この違いが、葉の数や大きさの差となって現れています。

洛西竹の里

7枚葉の紅葉(モミジ類)

代表的な種: イロハモミジ、ヤマモミジなど。
特徴と大きさ: 葉の切れ込みが深く、手のひらのように細かく分かれています。そのため、葉の直径はイロハモミジで4~7cm程度と、比較的小ぶりな種類が多い傾向があります。
5枚葉の紅葉(カエデ類)

代表的な種: トウカエデ(中国原産)、サトウカエデ(北米原産)など。
特徴と大きさ: 葉の切れ込みが浅く、葉全体が丸みを帯びており、大ぶりな種類が多い傾向があります。葉の長さが6~15cmになるものもあり、団地内で見られるのはこのタイプかもしれません。

洛西竹の里

見分け方のポイント
葉の裂片の数(7枚や5枚など)や大きさは、品種や生育環境によって変異がありますが、一般的に「モミジ」は切れ込みが深く小ぶり、「カエデ」は切れ込みが浅く大ぶり、と覚えておくと見分けやすくなります。

洛西竹の里

「UR洛西竹の里」など、身近な団地でも美しい紅葉のコントラストが楽しめます。せわしない師走ですが、たまには立ち止まって、この秋最後の自然の芸術を眺めてみてはいかがでしょうか。

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