【京都市西京区】誰もいない「超穴場」! 見事な紅葉を独り占めできる天鏡院の絶景庭園の秘密に迫る〜真冬の寒さで一気に色づいた理由〜
古都の秋の風物詩といえば、燃えるような紅葉です。しかし、名所と呼ばれる場所はどこも観光客で溢れ、ゆっくり景色を愛でることは難しいのが現状です。そんな中、京都市内でもオーバーツーリズムとは無縁な穴場が残されています。それが、西山山麓に位置する京都市西京区の樫原地域にある「ほとんど観光の人は訪れない」超穴場の寺院、天鏡院(てんきょういん)です。

天鏡院は、タケノコ料理店「筍亭」のすぐ手前、竹林に囲まれて佇む真言宗の寺院です。弘法大師(空海)ゆかりの「浪切不動明王」を御本尊とし、開運の神とされる天宝弁財天が祀られています。また、「竹と花の寺」としても親しまれていますが、この秋、特に注目なのが寺院内の「開運の庭」の紅葉です。

2025年11月22日早朝に訪れた際、真冬並みの寒さも手伝ってか、紅葉は色づきが例年より早いように感じられました。開運の庭や竹林前などで緑と赤のコントラストを愛でることができましたが、この美しさに対し、「誰もいないのは何故?」と思ってしまうほど静かでした。住職さんによると、この「開運の庭」は開門している間は自由に散策して良いとのことでした。

散り始めには、地面に絨毯のように広がる散り紅葉も見事です。真っ赤なツツジも彩りを添えています。混雑を避けて、西京区の静かな超穴場で、絶景の紅葉をゆったりと独り占めする贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか!






