【京都市上京区】天神さんでアトツギ縁日大熱狂! 創業300年石材店の石の姉妹も登場! コラボグルメも多数

北野天満宮の境内で2025年11月3日に「アトツギ縁日 第5弾」が開催されました。老舗和菓子店や漬物店など、同天満宮にゆかりのある店が多く集まり、過去最大となる31社26のブースが出店し、大盛況となりました。当日は松井孝治京都市長も来訪され、京の未来を担う若手後継者(アトツギ)さんたちと和やかに懇談される姿が見られました。

アトツギ縁日

このイベントで特に注目を集めたのが、創業約300年の老舗、株式会社芳村石材店(屋号:石茂)です。8代目を継ぐ予定の山田麗(うらら)さんと、他職種から店を支える姉の山田愛さんの「石の姉妹」が切り盛りされました。

アトツギ縁日

芳村石材店は、社寺建築や石造美術(狛犬、石碑など)、墓石施工まで幅広く手がけています。実は、北野天満宮の門前の狛犬も同社の三代目が制作したものであり、深い縁があります 。ブースでは、大理石や花こう岩を使った「石の神経衰弱」など、重厚な老舗のイメージを軽やかに刷新する姉妹の取り組みに、多くの来場者が関心を寄せていました。

アトツギ縁日

会場では、ユニークなコラボ企画が多数実現しました。老舗和菓子店「鶴屋吉信」洛西紙工のダンボールガチャガチャ。八百屋「四寅商店」と洋菓子屋「レ・フレール・ムトウ」が高校時代の同級生という縁から京野菜パンを共同開発。

アトツギ縁日

漬物では、「もり」「大藤」「とり市」の老舗三社がコラボし、漬物おにぎりが大人気でした。「大藤」は、かつて慶応元年(1865)に、初代・大黒屋藤三郎が千枚漬を考案したことでも知られています。
この「アトツギ縁日」は、次世代を担う若者たちが、互いの縁を広げていく「ハレの舞台」です 。彼らの挑戦は、京都の伝統と技術に新しい活力を与えています。

アトツギ縁日

【主催】アトツギ縁日実行委員会・北野天満宮 【企画運営】一般社団法人応縁堂

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