【京都市西京区】ため池の水を抜いて外来魚を駆除し、生態系を守る「生き物調査」が今年も大原野で開催されます!

京都市西京区の大原野地域には、農業用水を確保するために人工的に造られたため池が多数存在します。これらのため池は、地域の農業を支えるだけでなく、水生昆虫や魚類など、様々な生き物が生息する大切な場所です。しかし近年、ため池に持ち込まれた外来生物の影響で、在来生物の生息環境が脅かされ、生態系のバランスが崩れる問題が起きています。

ため池調査

この状況に対し、大原野地域の農業者と住民による団体「大原野『水土里リフレッシュ』」が中心となり、ため池の生態系回復を目指す「『ため池』生き物調査 2025 in 大原野」が今年も開催されます。このイベントは、地域の子どもたちを対象に、ため池の役割を啓発すると同時に、実際に生き物調査を実施し、外来生物の駆除を行うことを目的としています。

ため池調査

大原野「水土里リフレッシュ」提供

調査で学ぶ、ため池の役割と外来生物の駆除
調査の会場は野田池(京都市西京区大原野南春日町)で、2025年10月25日(土)の午後0時30分から午後3時にかけて実施されます。

ため池調査

大原野「水土里リフレッシュ」提供

調査では、事前に水を抜いた池に入り、参加者が網を使って魚類や水生昆虫などの生き物を捕獲します。捕獲を通じてため池の機能や役割を学習し、外来魚がいれば駆除することで、本来の生態系の回復を目指します。捕獲された生き物については、専門家が解説を行います。昨年の調査では、ゲンゴロウブナ、ミズカマキリ、ヒメタニシなどの生物が確認されています。

ため池調査

参加申込について
日時:令和7年10月25日(土)午後0時30分〜午後3時(雨天中止)
会場:野田池(京都市西京区大原野南春日町)
主催:大原野「水土里リフレッシュ」
参加費:無料
対象:大原野地域の小中学生とその保護者
申込方法:「代表者の連絡先と参加者全員の氏名」を、電話、FAXまたはメールで下記宛先までご連絡ください。
申込締切:10月21日(火)
お問い合せ・申し込み先(事務局):大原野「水土里リフレッシュ」(大原野土地改良区内)

子どもたちが地域の自然を守る活動に参加し、ため池の重要性を学ぶ貴重な機会です。ぜひご参加ください。

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