【京都市上京区】一日で色変わる「酔芙蓉」見頃間近! 西陣・妙蓮寺の秋景色

西陣織の町として知られる京都市上京区で、秋の訪れを告げる酔芙蓉(すいふよう)が開花シーズンを迎えています。妙蓮寺の境内では、9月16日現在、ピンクや白の美しい花が咲き始めており、今週末から来週にかけて見ごろとなる見込みです。

妙蓮寺

妙蓮寺は鎌倉時代の1294年に創建された日蓮宗の古刹で、西陣地区の中心部に位置しています。都市部にありながら四季の花が楽しめる境内として地元で親しまれており、中でも酔芙蓉は秋の風物詩として多くの人に愛されています。

妙蓮寺

酔芙蓉の最大の魅力は、一日で花の色が変化することです。朝は純白で開花し、昼頃からピンク色に変わり、夕方には濃い紅色になって散ってしまいます。まるでお酒に酔って顔を赤らめるような色の変化から「酔芙蓉」と名付けられました。

妙蓮寺

「毎朝散歩で通りますが、今年も綺麗に咲き始めましたね。朝の白い花から夕方の赤い花まで、時間で表情が変わるのが楽しみです」と話すのは、近所に住む70代の女性。地域の人々にとって季節を感じる大切な場所となっています。

妙蓮寺

一日花という儚い美しさが日本人の心に響く酔芙蓉。西陣の伝統ある町並みと歴史ある寺院で、自然が織りなす季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょうか。見ごろは10月上旬まで続く予定です。

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