【京都市左京区】日本のモダニズム建築の傑作! 京都国際会館で名建築とグルメを満喫
宝ヶ池のほとりに佇む国立京都国際会館が、月に一度の「ICC Kyoto Open Day」で一般開放されています。2025年9月27日にも開催予定のこのイベントでは、日本のモダニズム建築の傑作を間近で体験できます。
1966年開館の同館は、建築家大谷幸夫による設計で「台形」をモチーフとした独特のデザインが特徴です。約68度に傾斜したコンクリートの壁と梁が重なり合う力強い造形は、比叡山を背景とした自然環境との調和を表現。1998年に「公共建築百選」、2003年に「日本のモダン・ムーブメント100選」に選定された名建築です。
見どころは1階メインロビーの巨大なV字形の柱と、インテリアデザイナー剣持勇が手がけた鮮やかな六角椅子。美しい日本庭園では四季折々の自然も楽しめます。一般の方も建築見学や庭園散策、京都の老舗「前田珈琲」がプロデュースする「NIWA café」の利用が可能です。2025年9月27日にも開催予定です。
グルメの目玉は1階レストラン「The Grill」です。一押しメニューは創業時から愛される「国際会館伝統のビーフカレー」で、じっくり煮込んだ深みのある味わいが自慢。筆者が味わった煮込みハンバーグも絶品で、肉の旨味とトマトベースのソースが絶妙に絡み合う逸品でした。こちらは通常営業しており、9月11日にも営業していました。
Open Dayは予約不要で入場無料。有料の見学ツアー(2,200円)では、通常非公開のメインホールも見学可能ですが、人気のため早めの予約がおすすめです。京都議定書が採択された歴史的な場所で、建築美とグルメを同時に堪能してみませんか。
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