【京都市右京区】映画の街が妖怪で熱狂! 名物店グルメ並ぶ大映通り商店街夜店に1万人超が来場
京都市右京区の太秦大映通り商店街で2025年8月5日、「令和7年大映通り商店街夜店祭妖怪行列」が開催されました。京都の映画文化を育んできたこの商店街は、当日の連日の猛暑にもかかわらず、主催者発表で推定10,000人を超える来場者で賑わい、多くの人々が活気あふれる一夜を過ごしました。
当日は商店街が歩行者天国となり、個性豊かな出店が軒を連ねました。地元ならではの飲食店が特別メニューを提供し、来場者の注目を集めました。「カフェ&ベーカリーThe Yellowデリー」は、石窯焼きピザで知られる人気店ですが、この日はレモネードやパンを販売。さらに、バイオリンやギター、アコーディオンによる生演奏も披露され、多くの人々で賑わいました。
「World Kitchen すみや」は、タコスや鱧のフリッター、タンドリーチキンなどを提供。二条駅近くから移転し、国籍にとらわれない多国籍料理で知られる同店の出店に、多くの来場者が足を止めていました。「三吉カレー」では、カレーのほかにもラムネや焼き鳥、魚介串などを特別価格で販売。また、京都で40年近く介護住宅改修を手掛ける「(株)正木工務店」が、フルーツポンチを販売するユニークな出店も話題となりました。
商店街の「うずキネマ館」を中心に昔ながらのテキ屋も大集結。定番の金魚すくいやかき氷、くじ引き、射的、スマートボールなどが並び、子どもから大人まで多くの人々が楽しむ姿が見られました。祭りのメインイベントである「妖怪行列」は、19時30分から商店街を練り歩き、祭りを大いに盛り上げました。おどろおどろしい姿の妖怪たちも、来場者との交流を楽しみ、愛嬌のある表情を見せていました。
また、セブンイレブン前の駐車場の一角では、地元プロサッカーチーム「おこしやす京都AC」の里見選手ら3名の選手が参加し、子どもたちとストリートサッカーで交流を深める場面も見られました。今回のイベントは、地域の歴史や文化を大切にしながら、世代を超えた交流を生み出す場となりました。活気に満ちた商店街の様子や、浴衣姿で祭りを楽しむ家族連れの笑顔は、地域の温かさを改めて感じさせるものとなりました。
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