【京都市中京区】歴史と絆が織りなす夏の夜、小さな商店街に5,000人! 名店の味と懐かしい「母の味」が彩る西新道錦会商店街夜店

京都の歴史ある商店街、西新道錦会商店街が2025年8月2日、熱気と笑顔に包まれました。50年以上にわたり地域に愛され続ける夏の風物詩「2025年西新道錦会商店街夜店」が盛大に開催され、推定5,000人もの人々が訪れました。商店街の歴史は古く、昭和10年から続く老舗「リカーショップ三河屋」をはじめ、長年地域に根ざしたお店が軒を連ねています。

西新道錦

そんな商店街の活性化に尽力するのが、米穀店を営む西脇さん。 「この祭りは、私が子どもの頃からずっと続いています。50年以上は経つでしょうね」と語る西脇さんにとって、この夜市は単なるイベントではありません。商店街の役員たちが協力し、少しずつでも形にしていくことで、商店街を未来へとつないでいきたいという強い思いが込められています。

西新道錦

会場に一歩足を踏み入れると、そこには昔懐かしいお祭りの風景が広がっていました。スマートボール、射的、スーパーボールすくい、綿菓子など、子どもたちの目が輝く露店がずらりと並びます。昔ながらのコルク銃を使う射的や、最新のデジタル技術を使った射的もあり、子どもから大人まで夢中になって楽しむ姿が見られました。

西新道錦

夜市を彩ったのは、商店街の歴史と絆を感じさせる温かい料理の数々です。そうめんそば、いなりずし、ちくわの磯部揚げ、わかさぎの天ぷらなど、まるで**「ばあちゃんや母ちゃんの味」**を思わせる手作りの味。素朴で温かい味わいが、来場者の心を掴みました。また、意外な組み合わせで注目を集めたのが、ネギトロとたくあんを合わせた「トロたく巻」です。初めて聞くという人も多く、新鮮な驚きとともに楽しんでいました。

西新道錦会商店街

今回の夜市では、商店街の伝統を守る店舗だけでなく、Instagramで1万4千人ものフォロワーを持つ人気のおやつ店「アンフルネ」や、本格イタリアンの「アリアーレ」、人気の居酒屋「たいたんはちべゑ」、和菓子店「まるに抱き柏」など、地域内外の人気店も多数出店しました。

西新道錦

小さな商店街に5,000人もの人々が集まったこの夜、会場は子どもたちの弾けるような笑顔と、大人たちの懐かしむような笑顔で溢れていました。西脇さんが「若い世代にも参加してもらい、世代を超えた交流の場にしたい」と語るように、この夜市はまさに、歴史ある商店街の未来を繋ぐ架け橋となったようです。

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