【京都市上京区】“まち育ちのホップ”を収穫!緑のTシャツが目印の「エビバデ京ほっぷ」収穫祭

京都市上京区のCLEW 京都市小川特別養護老人ホームポート前広場(新町通一条上ル)で2025年7月31日、地域で育てたホップを集める収穫イベント「エビバデ京ほっぷ収穫祭」が開かれました。朝から強い日差しのなか、施設前の小さな庭に人が集まり、手作業でホップを摘む光景が広がりました。

エビバデ京ほっぷ

この催しは、市民参加型ホップ栽培プロジェクト「エビバデ京ほっぷ」が主催するもので、自宅や施設のプランターなどで育てたホップを地域で持ち寄り、最後はクラフトビールとして完成させるという取り組み。参加者同士が育てたホップの出来を語り合ったり、収穫量を計測して比べたりと、和やかな雰囲気に包まれていました。

エビバデ京ほっぷ

この日、会場には京都市内の複数地域からホップが集まりました。洛西のグループホーム「かたぎはら」や洛東・洛北地域からも持ち寄りがあり、都市にいながら育てられる“まちのほっぷ”の広がりを感じさせます。特徴的だったのが、参加者が着ていたオリジナルTシャツ。緑のホップキャラクターが描かれたデザインで、毎年ほっぷを届けた人に贈られる記念品とのことでした。

エビバデ京ほっぷ

また、イベント中にはプロジェクトのテーマソング「……世話しながら会話も生まれるそんなステキでかわいいやつ ほっぷが好き♪……」をみんなで合唱する場面も。ウクレレの伴奏に合わせて手拍子が自然と起こり、子どもから高齢者までが一体になって盛り上がりました。収穫されたホップは乾燥させたのち、上京区にあるクラフトビール工房「西陣麦酒」へ。香りづけに使われたビールは、9月19日に京都市役所前広場で行われるイベント「みんなで!エビバデ京エール」でお披露目予定です。

エビバデ京ほっぷ

プロジェクトを立ち上げた橋本千恵さんは、「ホップを通して、人も地域もつながっていく。都市型の農的活動として、もっと多くの人に関わってもらえたら」と語ります。今後は学生との連携も計画中で、さらに活動の幅が広がりそうです。地域で育て、地域で味わい、つながりを実感できる「エビバデ京ほっぷ」。来年の収穫祭では、さらに多くの“ホップ育て人”が集まるかもしれません。

エビバデ京ほっぷ

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