【京都市】いよいよハイライト! 雨の中での祇園祭前祭での山鉾巡行が始まります。

疫病退散を祈願して始まったとされ、京都の八坂神社で毎年7月に様々な神事や行事が1ヶ月にわたって行われる祇園祭は、千年以上の歴史を持つ大祭です。そのハイライトともされる前祭の山鉾巡行が2025年7月17日、京都地方気象台による予報でも大雨が予想される中で開催されます。京都市観光協会や祇園祭山鉾連合会がホームページやSNSで早朝に予定通りの開催を告知していました。9時には、くじとらずの長刀鉾が予定通り出発するようです。

祇園祭

ちなみに山鉾巡行は、雨が理由による中止はこれまでありません。これまでの長い歴史の中で中止になったのは、1467年から10年以上続いた応仁の乱の間、1788年の天明の大火、1864年の禁門の変では、山鉾が焼失し、翌年から巡行に参加できなくなりました。1943年から1946年まで、第二次世界大戦最中、1962年の阪急電鉄の地下工事、2020年と2021年には、新型コロナウイルスの感染拡大、尚、1582年の本能寺の変の際には、その年の11月に延期して行われています。

祇園祭

今年の前祭巡行は、くじ取らずの長刀鉾の後に、山一番を引き当てた占出山が巡行し、霰天神山、山伏山、函谷鉾、油天神山、綾傘鉾、蟷螂山、菊水鉾、保昌山、伯牙山、白楽天山、月鉾、木賊山、四条傘鉾、太子山、鶏鉾、芦刈山、郭巨山、孟宗山、放下鉾、岩戸山、船鉾と続きます。

祇園祭

山鉾巡行が終わると17日の夕刻からその八坂神社で神幸祭が行われ、中御座神輿・東御座神輿・西御座神輿が八坂神社から氏子地区を回り、御旅所に向かいます。7月24日の後祭では、巡行順に橋弁慶山、南観音山、役行者山、浄妙山、鯉山、北観音山、八幡山、黒主山、鈴鹿山、鷹山、大船鉾の11基が巡行します。ぜひそちらにもお出かけください!

祇園祭

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