【京都市伏見区】歴史ある大光寺のアトツギさん副住職は京大卒YouTuber 神社仏閣の魅力を広める会社設立の思いを聞きました!

チャンネル登録者数5300人を超えるユーチューブを運営している株式会社「神社仏閣オンライン」は、伏見区大手筋商店街にある古刹「大光寺」のアトツギさんでもある河村英昌副住職が代表を務めます。ユニークな編集に興味を魅かれて、2025年6月17日にその大光寺を訪れました。

神社仏閣オンライン

浄土宗総本山知恩院を本山とする大光寺の歴史は古く、鎌倉時代の文応元年(1260年)に法然上人より六代孫弟子の空蔵房寛海上人により開基されました。室町期の伏見御所焼失の際には、仮御所となったほど皇室との縁も深い。また一時期に禅刹となりましたが、秀吉が伏見城に住んでいた桃山時代に、中興の祖といわれる厳譽上人によって、浄土信仰が復活されました。

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そんな歴史ロマンあふれる大光寺のアトツギさんとしてこの地で生まれ育った河村さんは、京都大学を卒業後、大手企業に勤め、週末には僧侶として修業をする2足の草鞋を履くように。そんな経験から、「お寺と社会が遠いところにある」と感じたのだそうです。

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「もっと寺や神社が身近になれば」との思いで、フリースタイルな僧侶たちなどの活動に参加するように。ブログやユーチューブなども始めました。株式会社「神社仏閣オンライン」の設立は5年前のコロナ禍がきっかけでした。出かけて行くことができなくなる中で、SNSを中心に事業展開します。神社仏閣の好きな経営者さんたちとの架け橋にもなれればとも思うようになったのだそう。

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河村社長によると「例えば、神社にしても80,507社あるといわれる社に比して宮司さんは11,000人。慢性的な人手不足とされる」中で、今では、神社、仏閣、伝統芸能を応援し、SNSの担い手の発信やイベント運営やクラファン支援、社内研修支援や観光ツアー企画などの様々な事業を、他の神社仏閣の仲間たちや、インターン生、社会人プロボノなどの人たちととともに進めています。

 

河村副住職は、「文化はいつだって社会とともに作るものですよね。神社仏閣と社会を繋ぐ、こういった取り組みは、法然上人はじめ各宗祖さんなどがやってきた辻説法のように、お寺の十八番(おはこ)やし、お寺がやらなきゃいけないことだと思います。」と力強く語って下さいました。

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アトツギ縁日実行委員会提供

「神社仏閣オンライン」は、2025年7月4日(金)の夜に立誠ひろばで開催されるアトツギ縁日にも参加されます! 立ち寄ってみてください。

 

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