【京都市北区】上賀茂神社でヘイケボタルとゲンジボタルの競演 2600年湧きいずる神水と珈琲が出会った!

平安京創建よりもはるかに前から祭祀が行われていた古い由緒を持つ、世界遺産上賀茂神社の境内に流れる西から御手洗川が、東から御物忌川が南下し楼門前で合流し、「奈良の小川」と名を変え、夜間に広がる幻想的空間。神事橋の欄干でうなだれる一匹のホタルの光。拾い上げて樹々へ戻す高井俊光宮司の姿。「1週間ほどの命ですからね。最後の輝きですよ」と教えていただきました。

神山湧水珈琲

この日は、珍しいヘイケボタルの幼虫の姿も発見することができました。2025年6月11日の夜間に行われた「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業特別協賛 味の素AGF株式会社 京都の四季を味わう神山湧水珈琲会 ~初夏の蛍と夜カフェ~ 体験催事」のメディア向け体験会でのことでした。催事は、6月12日(木)~6月15日の期間限定で事前抽選当選者対象で開催されます。

神山湧水珈琲

高井宮司は挨拶の中で、「2600年前から上賀茂神社現本殿の2キロ先に鎮座し、神聖に守られてきた『神山』からコンコンと湧くと伝承される神の水は、京の人々の命の根源であり、賀茂茄子やすぐき漬けなどの新鮮な作物を実らせてきました。」と話します。そして、その命を育む水に、日本の水と味覚を探求する味の素AGF株式会社の島本憲仁社長が、「10年前の式年遷宮で、軟水で日本らしいまろやかで口当たりの良いこの神山湧水との出会いに運命を感じた」のだとか。

神山湧水珈琲

 

開発研究所の総力を挙げて、神山湧水を活かす世界に一つの「神山湧水珈琲」が完成しました。10年間で24万パックが奉納され、神様から「お下がり」として振る舞われる特別な珈琲になったといいます。

神山湧水珈琲

平井教授とEarth hacksデカポアンバサダーの田中寿美礼さんと島俊輔さんから、調査で餌となる「カワニナ」の生息地域偏向の改善やヘドロ除去などを行った様子なども報告されました。その結果、奈良の小川には、アブラモゼ、ナガオカモノアラガイ、マツガサカイなどの絶滅危惧種に相当するような保護種も生息していることが分かったのだそうです。

神山湧水珈琲

催事では、通常はいることのできない、どちらも国宝の本殿と権殿(本殿修復の時などに神様が遷座されるところ)が並ぶ「内庭」での特別参拝も行われ、神山湧水珈琲と亀屋良長のホタルに因んだオリジナル「烏羽玉・錦玉セット」も提供されます。実際に飲んでみると確かにしっとりまろやかで和菓子によく合う抜群に美味しい珈琲でした。

神山湧水珈琲

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