【京都市西京区】西山山麓大原野に待望のBakery&cafeが週2で新規オープン 木の香り漂う癒し空間でオルゴールの調べも!
大原野に2025年6月2日、新しくパン屋さんがオープンすると聞いて、いてもたってもいられず、開店準備をしている5月31日にやってきました。大原野田園地帯の真ん中にポツンとある「プリマヴェーラ大原野」は、2023年9月24日にオープンした、元は染織工房だった民家をリニューアルした木の香りが漂う風情あるコミュニティースペースです。そしてこの場所の1Fに新しくパン&カフェ「Mukunoki」をオープンするのは、立木真澄さん、3児の現役子育てママさんです。
立木さんは、伏見区で生まれ育ち、パン職人として10年に亘ってパン屋さんで修業を続けていました。その後、大工さんのご主人と結婚して亀岡市へ。3児に恵まれ、子育てに専念することになりました。10年のブランクとなりましたが、一番下の子どもさんが中学生になって子育ても落ち着いてきたこともあり、夢だった独立を模索します。
そんな時に、ご主人の仕事の縁でこの「プリマヴェーラ大原野」にある建設会社「八坂匠」さんと出会い、また、その縁でおるごーる・木工房「木創舎」の木工職人・清水明さん、手づくりのチェンバロ制作で知られるプリマヴェーラ大原野の谷口照恭代表理事らと出会います。「Mukunoki」プロジェクトは瞬く間にどんどん進みました。
それもその筈です。立木さんのまわりには、ご主人を始め、木や建築のプロばかり。「こんなこと他にないわあ」と立木さん自身も驚きだったのだとか。素敵にリノベーションされた厨房とカフェです。「私のパンを食べて一人でも多くの人が笑顔になれるパンをお届けできるよう無垢な気持ちでパンを焼き続けたい」との思いで、店名は「Mukunoki」と名付けました。

スタジオボーダー・元野カツヒコ様撮影 リュスティック
高加水の生地を成形せずに切り分け、そのまま発酵させて焼くパン「リュスティック(田舎風パン)」やシナモンロールなど魅力的なパンメニューがいっぱい。亀岡市にある焙煎所で調合してもらったオリジナルのMukunokiブレンドを始め、地元佐藤養鶏所の新鮮な地卵を使ったたまごサンドや大原野の新鮮野菜で作るMIXサンド、全粒粉入りのカンパーニュサンドなどのカフェメニューやデザートも本格的です。立ち寄ってみてください。
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