【京都市右京区】京のアトツギさんたちが縁日開催! 食やものづくり、ダンボール、神社仏閣など各ブースとも大盛況でした。
長屋の路地を入っていくと、ダンボールパビリオンというエリアで、親も子も一緒になって、千本くじゲームやガチャガチャ、ストラックアウト、射的、魚釣りなどのゲームを、わいわいと楽しんでいました。最初はあまりにも精巧に作られているので良く分からなかったのですが、よく見るとすべてダンボールで作られているのだそう。これは凄い! 13人の京や滋賀のアトツギさんたちが集ったアトツギ縁日第3弾でのことです。
この段ボール製品は、上桂の洛西紙工株式会社と滋賀県の八幡木材株式会社のコラボで誕生しました。八幡木材株式会社のアトツギさんでもある岡香織取締役によると、「使い古して廃棄の際も簡単ですし、環境にも優しいので、現在、商品化を検討中」だそうです。
アトツギ縁日実行委員会と合同会社なんかしたいの主催で行われたこの日の縁日は、事前のマスコミ報道もあり、梅雨時間近の曇天でしたが、会場となった同社は、大勢の人たちで賑わいました。合同会社なんかしたいは大学時代から学生さんたちの相談活動や地域の人たちの人を繋ぐ活動をしてきたという清水大樹代表が、8軒の長屋町家をリノベーションして作り上げました。

アトツギラボの小野寺亮太(左)代表と清水大樹代表(右)
通常は学習塾、学童保育、まなあそ食堂などを運営しています。この日は、まなあそ食堂で、創業100年になる京都の八百屋で、京都中央卸売市場付属売店の青果西喜商店の四代目近藤貴馬さんによって、旬の京野菜を使ったべジ串カツが提供されていました。
また、神社仏閣パビリオンでは、伏見区の大光寺副住職でもあり、株式会社会社神社仏閣オンラインの河村英昌社長とインターン生による神社仏閣クイズやお悩み相談コーナーも。河村社長は、京大卒サラリーマン僧侶Youtuberでもあり、さまざまな形で日本文化を身近になってもらうための活動をしておられます。
「たくさんの人にアトツギの挑戦を知ってもらい、ファンを増やしたい。アトツギ同士で共創すれば地域や社会に新しい価値が生まれるのではないか」そんなアトツギオタクの思いから始まったという「アトツギ縁日」。これからも回を重ねていくたびに期待が持てますね! 次の機会に立ち寄ってみてください!
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