【京都市右京区】時代劇の聖地で江戸時代を再現した妖艶な大人の世界「江戸酒場」で酔いしれました! 5日6日も開催されます。
2028年にかけ全面リニューアルを進めている「東映太秦映画村」で、恒例となった春のスペシャルイベント「太秦江戸酒場 春宵花吹雪」が2025年4月4日から6日にかけて開催されています。夜宴となるため、いずれの日も通常営業終了後の18時から開催されています。初日に訪れてみると、開館前から行列が出来る人気ぶりでした。
館内に入ると、本当に江戸時代にタイムスリップしたかのようなワクワクする光景が目に飛び込んできます。花見の陽気に包まれながら村を散策していると広場になにやら怪しげな人だかりが。ライブ時代劇「隠密、悪しき陰謀を追え!」では、お馴染みの「殺陣」を目の前で見ることができました。東映の精鋭俳優陣による迫真の演技は圧巻です。紅一点の隠密さんが格好いい。
江戸酒場の魅力は何といっても、美味しい京都のお酒や名店の食事に舌鼓を打ちながら、春の夜長を存分に楽しめること。津本式熟成魚仕立師三ツ星シェフが主宰する人気の創作和食店「一政」と享保11年創業、甘酸辛苦渋の「米の旨み」を最大限に引き出した酒の「松井酒造」がコラボ。アツアツ天ぷらと旨い酒が絶品でした。
日本全国津々浦々から仕入れた新鮮な魚が自慢の京の名店「Dontsuki」からは、旬の魚を贅沢につかった春の漁師めしと握り寿司が提供され、そんなお料理に合わせるのは、海の目の前に蔵を構える「熊野酒造」の日本酒でした。こちらの取り合わせも最高で、めちゃ美味でした。
桜の森の満開の下で、この日は、能楽師シテ方観世流 上田宜照さんによる「敦盛」が披露されたのを始め、江戸工房や伝統文化のお稽古BARなどで、日本が誇る伝統芸能をたっぷりと堪能することができました。
東映京都俳優部による大奥BARでは、女の園「大奥」での愛憎渦巻く恐ろしくも美しい世界が再現されていました。美しい演奏の中で舞う女優さんの妖艶で華やかで、美し過ぎる姿にしばらく見惚れていました。春の宴のフィナーレは夜空一面を舞う花吹雪でした。
太秦映画村では、5年間かけて、施設の全面リニューアルをしています。リニューアル完成後の未来の映画村を思うとワクワクが止まりません。楽しみですね!
「東映太秦映画村」はこちら↓