【京都市西京区】洛西ニュータウン貫く小畑川沿いで桜並木が満開でした。 桜まつりに登場した中学生フラダンサーが凄い人でした!
西山山麓洛西ニュータウンを貫く小畑川は、かつて足利義昭を奉じて入洛した織田信長軍が、三好一派や岩成友道らを追い詰め、西山・乙訓地域制圧のために大軍を渡らせた歴史ロマンあふれる川でもあります。2025年4月8日にその小畑川沿いの「花の道」を訪れてみると、桜並木や桜のトンネルが見事な花模様でした。特にラクセーヌや水辺の舞台周辺が最高です。
さて、先日、そのラクセーヌで行われたさくら祭りのメインステージに登場した「YUMI HULA STUDIO」のフラのパフォーマンスでは、艶やかな衣装の大人の女性たちのセンターで美しくしなやかな演舞を披露する若々しい姿がありました。ちなみにフラダンスはタヒチのダンスがベースになった観光向けのショーダンスのこと。一方で、フラはハワイ語で「踊り」を意味し、歴史のある神聖な踊りなのだそうです。
その後、ソロ演技に登場し、「フラ・アウアナ」をなめらかに美しく踊る大人の姿に会場内が魅了されました。あとで話を伺うと、中学2年生になったばかりと聞いて一同びっくり。同スタジオの教室に所属する山根陽莉(ひまり)さんは京都市内の中学校に通う生徒さんです。普段は、生徒会やバレーボール部の活動にも熱心な普通の中学生なのだそう。
しかし、この人が凄い人でした。実は、ひまりさんは、小学校5年生の時には、業界で最も権威のあるとされる神戸で開催された「Hawaii Loa Hula Competition」に出場し、カイカマヒネ部門で小学生ながら2位を受賞した凄い実力者なんです。

※提供:Hawaii-Loa-Hula-Competition 山根理恵さま
ひまりさんがフラを知ったのは、母親の理恵さんがリボンレイを制作する仕事に従事していることもあって、幼稚園の年長さんの時にフラを見て、「すごく綺麗、私もこんな風になりたい」と思ったことがきっかけでした。理恵さんの縁もあって、YUMI HULA STUDIOと出会い、小学校1年生からフラを始めました。
ひまりさんに将来の夢を伺うと、「プロダンサーの本格的なレッスンのために本場に留学したいと思います」ときっぱり。信念を貫く姿に感動しました。ひまりさんの若き挑戦を応援したいですね!
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