【京都西京区】オーバーツ-リズムに無縁の西山山麓で3日間だけの幻の桜満開 天蓋の桜や西行桜もまだ見ごろ!
京都地方気象台が昨年より1日遅い2025年4月5日に桜の満開宣言をしてから2日後となった4月7日に西山山麓の桜巡りに出かけました。平安一の貴公子といわれた在原業平の墓所でもあり、昔の遊興の一つでもある塩竃跡のある十輪寺では、本堂に沿って天にふたをするがごとく覆う「天蓋の桜」が見事に咲き誇っていました。
今年は、若い人たちのSNSでも本堂内から上を見上げた桜の様子が話題となっていることもあり、少なからずの人が訪れていました。それでもまだまだ静かに鑑賞できます。桜はほんの少し散り始めでしたが、こちらはいつ来ても四季折々に風情が楽しめるのが魅力です。
大原野神社では、満開の日が3日間だけしかないといわれる幻の桜「千眼桜」がこの日満開となりました。満開の桜を愛でることができると千の願いが叶うとされています。とても千もの願いは思いつかなかったので3つだけお願いしてきました。
そして、大原野神社の西側から始まる石段と坂を登り切ったところにある勝持寺では、参道の桜のトンネルや山門前、そして境内にある西行桜が見事でした。
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