【京都市西京区】西山山麓の古社古刹の桜が開花! 満開3日の幻の千眼桜はいつ咲くでしょうか?
開花宣言も出され、京都もいよいよ待ちに待った桜シーズンの到来です! 2025年3月28日に西山山麓を訪れてみると、平安期以前からの古社古刹で桜が開花し始めていました。かつて紫式部も中宮彰子の行幸の際に藤原道長らとともに行幸したという大原野神社では、モネの代表作「睡蓮」にそっくりともいわれる「鯉沢の池」の周辺などで桜が開花していました。
さて、大原野神社には、花びらが白く、短いボタンザクラのような花をつける一重の枝垂れ桜がたくさんの花芽をつけることから「千眼桜(せんがんざくら)」と呼ばれるさくらがあります。この桜は、満開の期間がなんと3日間しかなく、まさに幻の桜なのです。さて、いつ咲くでしょうか?
参道には「一の鳥居」から始まる三つの鳥居があり、その両側に咲く桜並木が楽しめます。大原野神社の向かいに位置する正法寺も桜の名所です。境内のあちこちにある桜が開花していました。こちらは5分咲きといったところでしょうか。遍照塔付近の桜は満開です。
まるで鳥獣戯画の世界のように石が組まれた「鳥獣の庭」の枝垂桜はまだ蕾でした。こちらも開花が待たれます。隠れ里として人気も出始めていますが、まだまだ人は多くありません。人込みを避けて西山山麓へ足を運んでみませんか!
真言宗 東寺派 別格本山 正法寺はこちら↓
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