【京都市西京区】大空髙く舞い上がった手作りの大凧や創作凧300基 嵐山にUFOや火の鳥が出現したようにも!
まるで大空にUFOが現れたような、手作りとは思えないほど完成度の高い立体凧や火の鳥を思わせるほど優雅なバード型の凧、直径4メートルの大凧などが嵐山を背景に見事に大空高く舞い上がりました。寒風吹く中でしたが、心配された雪も降ることなく、時折日差しが差し込む凧上げに最適な気候の中で2025年2月23日に行われた「第41回京都こどもてづくりたこあげ大会」での出来事です。
同実行委員会が主催し、京都学童保育連絡協議会、京都市学童保育児童館連絡協議会などに集う親子連れが参加する毎年恒例の行事です。今年は一般参加もあり、約300名が自慢の凧を持ち寄りました。疋田利政実行委員長の挨拶の後に行われたこども手作り凧のコンテストでは、小学1年生から3年生の各学年と6年生までの高学年の部でそれぞれ優秀賞が2名選出されました。
小学生高学年の部で優秀賞に輝いた4年生のユズカさんは、大好きなクジラと月をビニールのアクロバット凧に描きました。クオリティーの高い見事な絵が空に舞う光景が注目を浴びていました。
最後に各児童館や学区共同保育の大人たちも含めて共同で作り上げた連凧 大凧、創作凧が披露されました。今年は100基を超える連凧も数団体参加して、適度に風も強く、例年にも増してよく連なって舞い上がりました。連凧部門では御室児童館が最優秀賞として表彰されました。大凧、創作凧部門では、共同学童保育所虹の子クラブの立体型の凧が最優秀賞に輝きました。
事務局の方に伺うと「最近はこういう体験をする機会も少なくなっているので、子どもたちは自分たちが作ったものが飛ぶということが楽しく貴重な体験になっているようです。ずっと続けていきたいですね。」と語って下さいました。京都の学童保育の需要は、少子化と言われる中でも急増していて、地域での役割はますます重要となっています。
※写真は本人、親御さんすべて撮影掲載許可済みです。
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